4月からの新番組で毎回、『俳句』を書かなければならなくて。
『俳句』なんて書いたことがないので慌てて勉強しています。
俳句ってのはご存知、5・7・5の17文字からなる歌で
『季語』ってのが必須になります。
でね、この『季語』ってのがすごい。日本語ってすごい。
たとえば春の季語である『さくら』の3文字で
『出会い』や『別れ』、『宴会』、『風景』…あらゆるものが表現できる。
あ!!『受験』にまつわるエトセトラも『さくら』で表現できる。
すごくない?すごいよ。なにこれ。
『さくら』の3文字で、日本の春の情景が描けるんだよ。
昨日、改めて放送作家になって15年ってことを書いたけど
15年も文章に携わる仕事をしていて、しかも私の言葉はテレビから流れているのに
そんな風に『日本語が持つチカラ』ってのを意識してきたことがなかった。
いや、なくはないけど…なくはない…。けど…。
『日本語が彩る日本の四季』っていうことまでは意識できてなかったなぁ。反省。
まぁ、そんなこんなでこのところ『一日一句』を目標に練習しています。
毎日、季語を調べてコツコツと。
なにかテーマをつけたほうが創りやすいかなぁと思って、手っ取り早く
『私たち二人の暮らし』の時間を詠んでみています。
私の俳句が上手いか下手かはさておき(っていうか、うまいはずないよ)
調べれば調べるほど、『季語』って面白い。
例えばこれまで使った春の季語は『ねこの恋(春は猫の発情期だからね!)』
『苺ミルク』『送別会』『春眠』『クレソン』『いちご』『春の雨』…。
なるべく『春』って言葉を使いたくないけど、なかなかどうして難しい。
でもって、17文字に収めるのが本当に難しい!!!!!
松尾芭蕉、マジ天才だな!!って思いながら毎日頭をひねっています。
いい、頭の体操になります。ボケ防止にもいいかも。
ちなみに、写真の『アイスクリーム』は夏の季語だよ。
そんなこんなで私の『はいくらいくらいふ』まだしばらく続きます。
新番組始まったらまた告知しまくりまーす。
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