なんだか風邪と花粉症が一気に来てグッタリな日々ですが
気持ちだけでもUPさせようと、仕事の合間に
『生誕100年 岡本太郎展』 に行ってきました。
実は私、岡本太郎が大好き。
青山の記念館や川崎市の岡本太郎美術館の常連のため
今回の展覧会は、なじみのある展示物ばっかりだったけど
でも逆に、それがなんかホッとする懐かしさをくれる展覧会でした。
人生、刺激ばっかりじゃ、つかれちゃうもんね。
太郎さんの圧倒的なパワーに触れ、なんだか少し前向きになれました。
っていうか、ムダに被害者ぶってる自分がバカみたい。
自分が正しいと思えばそれでOKなんだって、許してもらえた感じ。
今回の展覧会で最も印象的だったのは、太郎さんが初めてパリで
ピカソの作品に出会った時のエピソード。
人生でほとんど泣いたことのない太郎さんが
パリでピカソの作品に出会ったとき、感動して衝撃を受けすぎて
涙がポロポロとこぼれたといいます。そして、
『感激して衝撃を受けたからには、彼を絶対に越えなければならないと思った』
と、語っていました。
衝撃を受け感動して憧れるのではなく、その先に行くことを自分に課す。
やっぱり太郎さんは、すごいな。
私も、誰かにあこがれてる場合じゃない。