先日、会議が早く終わって次のアポまでに

時間ができたので駆け込みで

上野の東京都美術館で開催されている

『展覧会 岡本太郎』に行ってきました。

閉館時間まで1時間半しかなかったし

東京は28日で終了なので色んな意味で

ギリギリな感じの駆け込みで。

  

『史上最大のTARO展』と銘打っているだけあって

作品数がめっちゃ多いし

東京都美術館の贅沢な空間に展示されていて

時間が全然足りなかった…。

とはいえ、我が家は割と

「岡本太郎LOVE」でもあるので

川崎の岡本太郎美術館と

表参道の岡本太郎記念館によく行くので

見たことがある作品も多かったかなぁ。

とはいえ展示方法とか違うとこれまた新鮮に

見れるのがアートの不思議。

  

  

岡本太郎さんって、私の記憶だと

『芸術は爆発だ!』って言っていた

ファンキーなおじさんなんだけど、

実際にはファンキーというよりも

すごくロジカルで。

それはやっぱり作品の中に現れているなぁとか

相変わらずアートとかよくわからないけど

思ってみたり。多分あの作品たちは

彼にとっての「言語」なんだろうなと思う。

  

で、今回最も興味深かったのが

40歳ぐらいの時に「火焔式土器」に出会って

ものすごいインスピレーションを受けて。

そこが彼の大きなターニングポイントに

なったということ。

私は「作品」の解釈がうまくできないから

こういう「人物像」や「哲学」に関する

サイドストーリーに興味を持ちがちなんだけど…

現代アーティストの人たちってなんか…、

40代で民俗学に目覚める率高くない?

他に誰がいるかって言われたらよくわからんけど

(わからんのかい!)

なんか春に京都で見たKYOTOGRAPHIEの

写真家さんの中にもいた気がするし

とりあえず、日本の各地方の

「祀りごと」や「儀式」に興味を惹かれる人が多い。

生まれ持った才能やポテンシャルを

解き放ちきった後、自分自身を内省していくと

原点回帰的な意味で

民俗学に惹かれていくのかな…とか思ったり。

まぁ、こういう人たちのおかげで

記録が残っているというメリットも大きんだろうな

とか、大人の事情にまで思いを馳せてみたり。

ちょっと、旦那ちゃんにも意見を聞いてみようと

思います。一応、デザインとか詳しいからね!

そう、彼もまた「言葉」ではなく

「デザイン」で喋るタイプの人です。

デザインでは雄弁なんだよな〜。

  

そんなこんなで駆け足ながらも

色んなことに思いを馳せたり、

思考を回転させられた太郎さんとの時間でした。

グッズではもちろん散財…。

またTシャツ買っちゃったよ…(白目)。

次は年明け1月14日から愛知でスタート。

時間があったら、ひつまぶし食べがてら

行ってみようかなぁ。

  

non。