江差旅庭群来の楽しみの一つと言えば、『食事』。

オーナーが直営農場を営んでいるので、

無農薬・有機栽培の野菜や山菜はもちろん

地鶏や羊に至っても直営農場で育て、それらをいただきます。

北海道で欠かせない魚介類はもちろん地元で採れたての新鮮なもの。

あらゆる意味で、極限まで地産地消にこだわった食材を使ったディナーなのです。

まずは、桜豆腐と菜の花のおひたし(鮭子醤油漬け添え)。

ふんわりと優しいお味。

ちなみに右上にあるのが、食前酒の自家製こくわ酒。甘くて美味しい。

 

 

 

 

続いては汁物。この日は地鶏団子のおつゆでした。

お団子がふわふわで、おつゆは出汁がきいていてホッとする味。

 

 

お刺身の盛り合わせは、ウニ、ヒラメ、北寄貝、縞海老。

新鮮でプリプリで宝石箱や〜。

 

 

 

と、ここで!ラムちゃんの登場!!

直営ファームで育てたサフォーク種羊の海洋深層水焼き。

実は、取材に行ったディレクターさんが『こんなに美味しいラムを食べたことがない!』と

取材後に語っていたので、超楽しみにしていたのです!!!

だって、ラムってどうしても臭みがあるでしょう?

それが全く臭みのないラムって…可能なの???本当???

 

 

 

結果としては、可能でした!こんなに臭みがなくて美味しいラムははじめて!!

宿の人に伺ったところ、

ラムが苦手という人でも(その原因はやっぱりあの独特の臭みだったりするから)

こちらのラムなら食べられるという人がおおいんだそうです。それ、納得。

ちなみに、旦那ちゃんはラムが得意ではないので…和牛になりました。

こちらも美味しそう。(人の食べてるのが欲しくなるタイプ)。

 

 

さらに、スペシャルな一皿が登場!!

メニューにはなかったのですが特別に出してくださった『燻製プレート』。

これも燻製を作るチップからオーナーが手作りしたんだとか。

たまご、海老、玉ねぎ、かぼちゃの燻製。(なんか写真が暗くてすんません)

うわ〜、もうワインに合うよね。合わないわけがない。

 

 

続いては、鮑!!!蝦夷あわびの酒蒸し。

舞茸、九十、たらの芽の天ぷらが添えてありました。

 

 

ここでお肉がもう一皿。

直営ファームのラムを使ったロールキャベツ!!

これがね、優しいのにジューシーという矛盾をはらんだおいしさ。なんぞこれ!!

 

 

 

そして春らしい一皿、鱈場蟹の白板昆布砧巻き。

お肉のあとにさっぱりと。

 

 

 

ラストはお茶漬け!

しかーーーし!

これがただのお茶漬けではなく…自家製の鮭の千山漬けを使った自慢の一品。

鮭の味が濃厚で、本当に美味!!

 

 

 

旦那ちゃんは塩分NGなのでこの千山漬けが食べられず…(美味しいのに!!)

宿の方が特別に「もずく雑炊」を作ってくださいました。

もずく大好きな旦那ちゃんは感動!!めちゃくちゃ美味しいと大興奮!

そしてラストはデザート。

そうそう満腹なのに、やっぱり別腹よね〜。

地鶏の卵プリンとメロンのアイスをいただきました。

 

 

 

お食事中ももちろん、フリーフローなのでやっぱり飲みすぎる。

ビンボー症炸裂して、とにかくお料理ごとに勧められるまま飲んでいたら

あっという間に酔っ払いました。美味しかった〜。

実は(っていう程ではないが)、旦那ちゃんは食事に色々と制限があり

今回も、群来の方に色々とわがままを言ってご迷惑をおかけしてしまいました。

快く応じてくださり、本当に感謝の気持ちしかないのですが

それ以上に、とても美味しく、旅に出ると食事の面で色々と毎回大変な旦那ちゃんが

『こんなに安心して食事を楽しめたのは初めて!』と感動していました。

それほどまでに、きめ細やかなホスピタリティをみせてくださいました。

旅行での楽しみといえば、やっぱり食事は欠かせないのでそこが安心して楽しめると

本当に満足度がグッとアップします。

いや〜しかし、よく飲んだな。

あまりにもお食事がおいしすぎて、飲みすぎました。

でもって…『こんなの久しぶり!!』ってぐらいよく寝れました。

つくづく、amazingな旅籠です(笑)。

明日は、絶品朝ごはんについてお伝えしましょう。

 

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