先日、ぽっかり時間が空いたので
気になっていた映画『冷たい熱帯魚』を観に行ってきました。
で、まぁ、せっかくポッカリ時間もあいたことだし
とりあえず隣町の映画館まで歩いて行ってみることに。
なんだかものすごく風が強い日で、空が青くて高くて
雲がものすごいスピードで流れていました。
通りすがりの林さんのお庭に咲いていた梅。
もうそんな季節なのね。
こんな業務連絡にクスリとしながら、映画館に到着。
さて、『冷たい熱帯魚』ですが…
奇才・園子温監督の最高傑作にして、金字塔的作品と評判だ。
監督自身の実体験と、1993年に起きた埼玉愛犬家殺人事件をはじめとする
いくつかの猟奇殺人事件からインスパイアされたという。
犯罪に巻き込まれていく主人公を演じる吹越満の熱演もさることながら、
名脇役でんでんが、名だたる猟奇的キャラクターにも負けない存在感で強い印象を残す。
死と暴力に満ち溢れた本作は、その衝撃度からR-18指定を受けた、
真の大人のエンタテインメントと言えるだろう。
というもの。
私の周りで、観た人観た人が
『あの映画はヤバい!!』と言って言葉を失うので
『何がヤバいの!?』と思ってみたのですが、いやはやこれはヤバい!!!
なんか凄いモノ観ちゃったなってのと
観ちゃいけないもの見ちゃったんじゃないかっていう
相反する気持ちがごちゃごちゃになる感じ。
映画はかなりグロイので、
エグいスプラッター系が苦手な人にはオススメしません。
ってか、観ない方がいいと思う。
ただ、あの救いのない結末にラストは思わずため息が出ました。
そして何と言っても注目すべきは、でんでんの怪演!!!
私の話を聞き、旦那ちゃんもこの翌日にすぐに観に行ったのですが
『でんでん、スゲぇ!!!』
って話で、真夜中に2人で大盛り上がりでした。
まぁ、そんなこんなでドエライもん観ちゃったワケですが、
おそらく貴志祐介さんの『新世界より』とか『悪の教典』とかが好きな人は
割とグッとくるのではないかと。
気になる方は、やっぱりご自分の目でご覧くださいませ!!