長々と大三島での2日間について書いてきましたが。
今回、大三島に行ってたくさんの
『都会に暮らしていると忘れてしまった当たり前のこと』を気づかされました。
仕事柄、不規則な生活で一日中冷房の効いた屋内にいて。
そんな日々では感じられない、『当たり前の夏』を思い出したのです。
空の青さ、草の匂い、波の音、星のきらめき、虫の声、漆黒の夜…。
とにかく、空が高い、本物の夏の空。
でもって、夏だから虫がいっぱい。って別に嫌な感じじゃなくて夏だから当然、虫もいるよね。
見渡せば穏やかな瀬戸内海が広がって、
夜、窓から外を見たら真っ暗で。
そうそう、夜って暗いんだよね、だから星が綺麗なんだよねってことを思い出しました。
元々、私は九十九里の田舎で育ったので
そういう環境が当たり前の中で育ってきたのに、すっかり忘れてたこういう感じ。
なんだかとても新鮮だし、それ以上に懐かしいし。
夏は暑くて、暑いからいっぱい汗かいて、いっぱい汗かくからよく眠れて。
そんな当たり前な日常。
旅という『非日常』の中で、
自分の中にある忘れていた『日常』の感覚を取り戻せるとは予想外でした。
都会で働いて、人工的な灯りや環境に疲れ気味の友だちたちをみんな
大三島に連れて行きたい。
そこで子どもみたいに笑って遊んで。
子どもの頃のあの日常を、感じてほしい。
なんて思ったのでした。
大山祇神社の絶対的な存在感から『神の島・大三島』なんて言われるけれど
本当にこの島には神様が一緒に住んでいる気がする。
だから、素敵なご縁にも恵まれるしね。
大三島でお世話になったみなさん、本当にありがとうございました!!!
ということで、明日からは道後温泉オンセナートの旅編です。
え!?もう旅の話はお腹いっぱい???
…そう、おっしゃらずに!!!
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