ボリビアのテレビ局での3ヶ月目(8月)の目標は

▼自分のことを知ってもらう

▼とにかく企画書を書く

でした。8月末に自己紹介プレゼンが実現し

自分のことを知ってもらうは達成。

そして実は、企画書も書きまくっていました。

で、テレビ局の局長や報道制作局の上司に

地道にプレゼン&交渉 on 交渉。最初は

「新番組をやりたい!」「新企画ドヤ!!」

って感じだったんだけど、

人もお金もないこの局でそんなの無理だろ〜

って冷静になり、

『まずは昼ニュースのラスト3分を私にくれ!』

と直談判。偉い人たちも

「3分ぐらいならいいんじゃない?」ってことで

ついに、自分のコーナーを作ることができました!

既存の番組の中に自分のカラーを入れ込む、

これが正解だったのね。うん。

実際には30秒程度のVTRなんだけど、

なんせ人手不足なので、

『全部自分でやる』が大前提。

私が提案したのは街頭インタビュー企画なので

自分で三脚とカメラ持って街ロケに行き、

街ゆく人に声をかけ、次々と撮影する…。

地球の裏側でこれを一人でこなす行動力、

我ながらシンプルに素晴らしいと思ったよ。

自分で自分を褒めちゃうよ、もう。

ボリビア人のスタッフが

一人だけ付き添ってくれたんだけど、

モジモジしてて、全然声かけとかできないの。

だから、スペイン語ピヨピヨの私が、

道ゆく人にガンガンアタックして、

次々と答えてくれる人を見つけてきては

カメラ前に誘導して、撮影しまくる。

色んな意味ですごいアングリされた(笑)。

最終的には私の声かけのやり方を真似して

街ゆく人を捕獲してきてくれるようになったけど。

もうね、ディレクターもカメラマンもADも

もちろん、放送作家も全部やる。

編集だけは頑なにやりません。

(その理由はいつか書きます。)

  

  

最初から新番組を立ち上げるとか

冷静に考えたらやっぱり無理なんだよね。

千里の道も『30秒』から。

いつか自分の新番組を作るために

まずはここからスタート。

いやしかし…やっぱり番組を作るって楽しい!

シンプルに楽しい!!!!!

そして…嬉しすぎる!!!

いやしかし、若い頃から

あらゆることを経験してきて本当に良かった。

経験させてもらえる環境にいたことに感謝だな。

  

non。