きのう、父の四十九日法要が終わりました。
本当は、今日が四十九日目なのですが
週末じゃないと家族が集まれないので
日曜日に行ないました。
仏教では、四十九日の間は現世と来世の間であると捉えられ
亡くなった方はこの四十九日の期間を旅することになります。
つまり、四十九日が終わると来世の入り口に立つということ、らしい。
っていうか、早くない!?
というのが、私の素直な感想…。
だって、閻魔様だか阿弥陀様だか知らないけれど
約一カ月半ちょっと前までは、お父さんこの世で生きてたのに…もう来世??
でもね。
この四十九日は亡くなった方の魂をお送りするための儀式でもあるけれど
残された私たちの気持ちに区切りを付けるというか、整理をつけるためにも
やっぱり必要なのです。
それは、亡くなってから2週間後でも1年後でもなく四十九日。
2週間だとちょっと早いし、1年だと気持ちがもたない…。
なんとなく、それがベストなタイミングなんだとやってみると思う。
ブッダ、グッジョブ!!みたいな。
この四十九日間は父がまだ旅の途中という意識もあったから
亡くなったことを理解はできていても、正直なところ受け入れることは
できていませんでしした。
憑依体質になっていると甘いモノを無性に食べたくなるんだけど、まさにそれで。
『あぁ…お父さんいるのかもな〜』って感じることもあったし。
なんかね、不思議なんだけど未だに実家に帰ったら父が座っていそうな気すらする。
だけど。
昨日、お坊さんがあげてくださるお経を聞いていて
『あぁ…お父さんはもうすぐ旅を終えるのだな…』と思えるようになってきました。
っていうかね、お葬式の時にも書いたけどお経効果、マジすごいっす。
父を送るためのレクイエムに聞こえてくるんだもの。すごい。
ということで、次は3月の初彼岸&お墓の開眼供養だそうです。
こうやって法事を一つずつやるたびに、父がもうこの世にいないことを
強く強く感じて、とてもとても悲しくなる。
non