『ふるさと』を失いました。

というのは大袈裟ですが…

母が住んでいた実家を処分して、利便性の良い街の

コンパクトなマンションへ引っ越しました。

私の実家は田舎の大きな一軒家で、

父が亡くなってから母が手入れをするのも大変だし

なによりも、田舎というのは車がないと暮らせない。

だけど、私たち兄妹も近くに住んでいないので

その辺のケアもできない…

ということで、

母が「引っ越しをする!」と宣言したのが去年5月。

そこから1年ちょっとで、引越しへと至りました。

ぶっちゃけね、感傷的な気持ちになるよりも

母の新居の購入と実家の売却が大変すぎて

なんの感情もないです(笑)。

というのも、私が生まれ育った家はこの前の家で

この実家は私が成人後に両親が引っ越したので

私自身、暮らしていないので感情移入があんまりない。

  

幸いなことにAD時代の先輩のノリエさんが

敏腕不動産エージェントを紹介してくれて

(マジで感謝!!)

このエージェントさんとの出会いがなければ

乗り越えられなかった…。

何ごとも、ご縁よねぇ。

実家の売却に関しても引越し当日までドタバタで

『実家じまい』で企画が書けそうなぐらい(笑)。

  

なにはともあれ、母が健康なうちに

自分のお城を手に入れられてよかったです。

あ〜〜〜疲れた。

  

とはいえ。やっぱり、

生まれ育った街に帰ることがなくなるのは

シンプルに寂しい。実家に思い入れはなくても

街には思い出がたくさんあるし

なんだかんだ『郷土LOVE』なタイプなので。

イワシの胡麻漬けとか、あんまり食べられなく

なるのかなぁ。

  

non。