はい、ということで先日、
日本脚本家連盟の50周年記念パーティーに行ってきました。
まぁ、私。別に脚本家じゃないんですけどね。放送作家なんですけど。
一応、日脚連に所属してます(ちなみに割と入会の審査は厳しいっす)。
来賓の方々は錚々たる顔ぶれで。
もはや『伝説上の人物』かと思うような方々のお顔を
拝見できたのがこの日のハイライトでした。
ま、そんなこんなで。
私も偉大なる先輩方が築いてくださった道をしっかり歩いていきたいです。
というお話は全く関係なくて。
私はたまに、家庭教師みたいなことをします。
でも別にお勉強を教えるワケじゃなくて。
若いディレクターちゃんと一緒に企画を考えたり。
お世話になっている演出家さんからオファーがあって
若いディレクターさんと一緒にたまにそういう時間を過ごします。
演出家さんの狙いとしては、
企画の考え方とか企画書の書き方とか打ち合わせの仕方とか。
若い人にそんなことを学んで欲しいと思っているようで。
あとは、作家との付き合い方とかね。
タイミングとかきっかけを逃すと、
意外と作家と出会わずに年を重ねてしまうディレクターさんも
たまにいるんだけど、そうなるといざ、自分が企画を立ち上げようとなった時に
どの作家にどういうオファーをしたらいいのかわからない…
ってことがなくもない。
もちろん作家不在でも番組を作ることは可能です。
でもアイディアの引き出しは一つでも多い方がいいでしょ?
そういう付き合い方を若いうちに慣れておくのもある意味、
大事なことだと思うんですよ。
っていうか、そこまでやってくれる上司がいて、この若い子ちゃんたちは羨ましい。
今、一緒に組んでいる若い子ちゃんはもうすぐ2年生というフレッシュちゃん。
確かに発想も企画書の書き方もリサーチもいろんな意味でフレッシュ。
しかも『これが…私が生まれて初めて会社に出す企画書です』と言っていて。
フフフフレッシューーーーーー!!!
なんか急に責任重大に思えてきたけど、まぁ私は私らしく。
いつも通り向き合うだけです。
私と接する中で、なにかしらこのフレッシュちゃんのプラスになるようなことが
生まれればいいな。
っていうか、『ちゃんと見てやれよ!』と言われちゃいそうですが…あはは!!
私のこうした行動について。
『こういうお金になりにくいことを、安易に引き受けるな』とか
『お前が放送作家の価値を下げてる』とか
『お前のせいで作家が安く見られるだろ』と以前、
他の作家さんに言われたこともあります。
でもね、お金とかそういうことじゃなくて。
キレイごとに聞こえるかもしれないけれど
フレッシュちゃんと触れ合うことで
私もまたいろんな刺激や発見をもらってるのです。
私が忘れちゃったような大事なことを、
ふとしたきっかけで思い出せたりね。
少なくとも私はそう思ってる。
だから、放っておいておくれやす。
放送作家の価値を下げてたらごめんなさいね。
でも、こういうオファーが来なくなるような人になるよりは、
私は自分の方が価値があると思ってる。うん。
ということで、のんてぃ先生…がんばります。
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