この夏、密かに最も気になっていた
映画『桐島、部活やめるってよ』の試写会に行ってきましたーーー!
なぜ気になっていたかというと、ポイントは2つ。
①原作が大好き!
っていうか、作者の浅井リョウさんの作品はどれも好き!
②主演の神木隆之介くんが、大好き!!
はい、完全にミーハーです…(白目)。
いやしかし、業界的には早くも話題になっているようで試写会場は大混雑!
『ちょっと早めに行こうか…』
なんて言って40分前に行ったら、ズラリと会場の外に並んでいて。
私たちは運よく座れましたが、どうやら35分前には満席になった様子。スゴイ…。
どんな映画かというと…
早稲田大学在学中に小説家デビューし、第22回小説すばる新人賞を受賞した
朝井リョウの同名小説を、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の吉田大八監督が
映画化した青春群像劇。田舎町の県立高校で映画部に所属する前田涼也は、
クラスの中では静かで目立たない、最下層に位置する存在。
監督作品がコンクールで表彰されても、クラスメイトには相手にしてもらえなかった。
そんなある日、バレー部のキャプテンを務める桐島が
突然部活を辞めたことをきっかけに、各部やクラスの人間関係に
徐々に歪みが広がりはじめ、それまで存在していた校内のヒエラルキーが崩壊していく。
主人公・前田役に神木隆之介が扮するほか、
前田があこがれるバトミントン部のカスミを「告白」の橋本愛、
前田同様に目立たない存在の吹奏楽部員・亜矢を大後寿々花が演じる。
というもの。
ハッキリ言って、原作とは全く別物です。
時系列の置き方とか、描き方とか。でも、登場人物は一緒だから
原作を読んでないとわからないよな~とか思ったけど
一緒に行った子は原作を読んでなかったのに堪能していたので
まー、原作スルーでも大丈夫そうな作品です。
いやしかし。
高校時代って、なんであんなに部活とかクラスのヒエラルキーに
支配されていたんだろう。今、考えると笑っちゃう。
でもあの頃はそれが全てだったんだよな。
そして、とにかくもう神木君の演技が群を抜いて上手い!!!
って、あたしが神木君を好きだからっていうのもあるんだろうけど
周りの演者さんたちが割と無名の子が多くて
それがまた『普通の高校生』って感じを醸し出しててすごくいいのだけれど
その中でも『敢えてのヘッポコ感』みたいなのを絶妙に演じる神木君はすごい。
一人だけ、ステージが違ったな。
劇中の舞台となった高校が、自分の母校とそっくりだったこともあり
(ま~田舎の高校なんて、みんなあんな感じの作りなんだろうな…)
高校時代を思い出してちょっとセンチメンタルになっちゃったりして。
『ただ、好きだから』っていうそれだけで夢中になれたあの頃を、
もう一度思い出せる…そんな映画です。
バリバリ働くオトナにも、今ではパパやママになった同級生たちにも、
そして大きな未来を目の前に戸惑う若者たちにもオススメです。
神木君も良かったけど、橋本愛ちゃんもかわいかった!
ということで、今月は6本の映画を観たぞ!!Yeah!!!!!