三浦しをんさん原作の映画『舟を編む』の試写に行ってきました。
2012年に本屋大賞第1位を獲得したベストセラー小説ですが、
今回は珍しく原作を読まずに、まず映画から観ました。
なので、原作とのイメージの違いってのはちょっとわからないのですが…
この映画、とてもとても“いい”映画です。
どんな映画かというと…
出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描き、
2012年本屋大賞で第1位を獲得した三浦しをんの同名小説を映画化。
玄武書房の営業部に勤める馬締光也(まじめみつや)は、
独特の視点で言葉を捉える能力を買われ、
新しい辞書「大渡海(だいとかい)」を編纂する辞書編集部に迎えられる。
個性的な編集部の面々に囲まれ、辞書づくりに没頭する馬締は
ある日、林香具矢(かぐや)という女性に出会い、心ひかれる。
言葉を扱う仕事をしながらも、
香具矢に気持ちを伝える言葉が見つからない馬締だったが……。
馬締役で松田龍平、香具矢役で宮崎あおいが出演。
というもの。
派手な演出や展開はありませんが、とても丁寧に
『言葉』と向き合う人たちを描いています。
一生の仕事を見つけられるということのすばらしさと幸せを
改めて考えさせられる作品でした。
中でも。
『好きです』という4文字に込められた大きな意味を、実感しました。
『恋とは。成就すれば天にものぼる気持ちになる。』
このシーンがなにより好き。
映画『舟を編む』は、4月13日(土)公開です。
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