映画『遺体』を観てきました。

二度目の311をむかえる前にどうしても見たかった作品です。

あたしたちに最低限できることは、『忘れないこと』。

事実を受け止めるのは重いことだけれど、あの日東北で何があったのか…

それをもう一度考えるきっかけになる作品だと思います。

製作を担当しているフジテレビはこの映画の『収益』を寄付するそうです。

その意味でもみなさま、ぜひ劇場でご覧ください。

とにかく、泣きっぱなしでした。

憎むべき相手が明確にいない『天災』によって

命が奪われることの悲しさと憤り、

そして『生きている』ことの意味を考えさせられる作品です。

もちろんこういう作品をまだ直視できる状況じゃない方も

たくさんいらっしゃると思います。

そのことは十分理解しているつもりです。

その一方で。

渦中にいなかったからこそ、

わかったつもりになってしまっているあたしたちに

今、必要な作品だと思いました。ぜひ、劇場でご覧下さい。

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