AD時代の大好きな上司・ポリエさんに誘われてピアノのリサイタルに行ってきました。
芸術の秋、ですな。
チャイコフスキー国際コンクールで第2位に入賞した
ピアニストのソン・ヨルムさん。
ポリエさんが、このソンさんのピアノのファンで
日本でリサイタルがあったら
聴きに行こうとゲットしていたチケットに、便乗しちゃったのです。
まだ25歳なのに、とても落ち着いていて情熱的で
そして超絶なテクニックで
ピアノを弾くソンさん。その姿はなんかもう、神々しい。
っていうか私、ピアノOnlyのリサイタルって初めて聴いて…かなり感動!
オーケストラをバックにしたピアノコンチェルトよりも、
ピアノに集中できるからか
なんだかもう、右手と左手が全然別のことをやっているという当たり前のことに
驚いたり感動したり。人間って、スゲー!!みたいな。(←頭悪いな・・・)
割りとガツガツとテクニック魅せまくりの選曲だったのですが
そんな中、ソンさんがドビュッシーの『月の光』を奏でたとき…
なんだかもう、感動で息をのみ言葉を失いました。
一音一音に心を込めるすばらしさ。一音一音を愛しいと思う尊さ。
そして、余韻まで自分の作品としてきちんと責任を持つプロの意識・・・。
もう。あの温かくてとても深い『月の光』を聴いたら、
私の悩みなんて、とってもチッポケでつまらないものに思えてきました。
はぁ。
ありがとう、ソンさん。
そして、ありがとうございます…ポリエさん。
ポリエさんは、いつもこうやって『生の音』を自分の目で見て耳で聴く
きかっけを作ってくれるとっても大切な大切な先輩。
社会人になりたてのころ、お礼状に添える手書きの文章の大切さや
出会える人に感謝する気持ち、働く大人としての大切なマナー、
そして無条件で誰かに親切にする尊さを教えてくれたのもポリエさんです。
だから、とってもとっても尊敬してるし、感謝してます。
今回もポリエさんの『オトナのスマートな身のこなし』を学びまくりました。
だって、リサイタルが終わった後、さりげなく
『食事、予約してあるから…』
って連れて行ってくれたお店がなんと、お豆腐屋さん!!
私が歯が痛いのを知っていて、この心遣い!!本当に尊敬です!!
あぁ…できることなら、ポリエさんと付き合いたい!!
いつもいつも、本当に本当にありがとうございます☆
私もポリエさんみたいな、ステキなオトナになりまっす!!!