ずっと観たかった映画『永遠の僕たち』を、やっと観てきました。

もうすぐ公開終了だったから、あぶにゃい。あぶにゃい。

ストーリーは…

交通事故によって両親を失い、臨死体験をした少年イーノック。

高校を中退した後、ただぶらぶらと怠惰な日常を送っている彼の唯一の友人は、

彼だけにしか見えない、死の世界から来た日本人特攻パイロットの青年ヒロシだけであった。

喪服を着て見ず知らずの人の葬式に潜り込む趣味があるイーノックは、

ある葬式でアナベルという少女に出会う。

イーノックを「偽参列者」だと見抜いたアナベルは、その日以来彼に付きまとうようになる。

というもの。

イーノックとアナベルの淡くてもろくて瑞々しい恋が、

とてもキュートでチャーミング。

アナベルは、難病に侵され、人生のカウントダウンが始まっている…。

そんな限りある人生の中で、キラキラと恋をし一緒に時間を過ごし

そして愛を伝える2人の姿はとても美しかった。

私が一番好きなシーンは、アナベルが

『これはカノジョのキス。』

と言って、イーノックにキスするところ。

友だち以上恋人未満から恋人になる瞬間の、あのキュートな感じが

そのワンシーンに全部詰まっていました。

そして、ヒロシ役を演じた加瀬亮くんが、これまた超よかった！！

っていうか、日本人ならヒロシの言葉で泣けるかも…。

エンディングも、とても素敵で、

こんなに過不足なくピッタリと気持ちよく終わる映画は久しぶりに観ました。

ん～。

でも最も胸アツだったのは、オープニングのキャストロールの書体かも。

あのフォントが、超オシャレだった（笑）。

ピュアな気持ちをチャージしたい方には、オススメです。