『ジーンとくる!!』と巷で話題のマンガ、『式の前日』をようやく入手。

とにかく、話題になりすぎて入手困難で。

あたしも手元に届くのに2週間ぐらいかかっちゃいましたよ。

感涙一歩手前の…心に沁みる感じ。

で、どんなストーリーなのかというと…

小学館フラワーコミックスより9/10に発行されたばかりの短編集。

「ふたりきり」という密接した関係の男女を描いた短編6作が収録されている。

表題作「式の前日」は、題名の通り、結婚式前日の男女ふたりを描いた作品。

わずか16枚の短編ながら、登場人物の感情があふれてくるような優れた作品となっている。

というもの。

いや~。

作者の穂積さんは、これがデビュー作らしいのですが

何気ない日常をとらえるのがものすごく上手い!!

基本的に男女2人の関係を描いているので、

ストーリーに派手さはないのだけれど

『あぁ…わかる!わかる!!』ってことが多くて。

で、一番好きだったのが必ず最後に気持ちのいい裏切りがあること。

もう一度、アタマから読み直したくなる感じ。

感動して涙するってワケじゃないんだけど、心が震える感じかなぁ。

忘れていたいろんな感情が、心に沁みる作品でした。

読書の秋に、オススメの1冊です。

XOXO *non*