前回までのお話は…
港から一人、黙々と山道を歩くこと40分
島のおばあちゃんオススメの灯台に到着。
灯台も見たし、帰ろうと思ったところから
事件は始まったのです。
って言うかね、まぁもうこれ、
素直に来た道を戻れば良かったものの…
なぜか、素直に戻らず山を越えようと言う
謎の決意。
いや、違うのよ。
そこにあった『ザックリMAP』によると
山の中にあと2つぐらい見所があって、
そこを経由しても来た道に戻れそうだったの。
で、軽い気持ちで山の中へ。
でもこれが、マジで大間違いだった…。
どんどん山道が険しくなり、
もはや道ではなくなる…。
もちろん人なんていないし、山深くなる景色。
電波は繋がるので、アリバイ証明(?)として
ストーリーに動画をUP。
なんかあった時のために…。
いやしかし、マジでどんどん山の中へ。
ガサガサって何か音がするたびにビビる。
音の正体は
基本的に鳥(大小様々)だったんだけど
一度だけ『動物』の姿を見ちゃったんだよね。
マジで、血の気が引いた…。
クマは冬眠の時期だけど、
暖冬だから起きてるかもしれないし
イノシシは今、ピークよね。
動物に会ったら、マジでヤバイ。
こう言う時って、
音を出したほうがいいんだっけ?
それとも物音を立てちゃダメなんだっけ?
山奥で脳味噌フル回転…。
太陽はどんどん沈むし、暗くなってくるし
いよいよヤバイと覚悟して、
まずは、食料と水を確認する。
女木島でもらったみかん3個と水がある。
あとは寒さだけ乗り越えればなんとかなる…
って、自分に言い聞かせながら前にすすむ。
で、山道を歩くこと約30分!!
コンクリートの道に!!
しかも、道案内の看板が!!と思いきや…
でも、この辺になったら
Google マップが位置情報を把握したので
もう大丈夫!やっぱGoogle、神!!!
どうやら島を半周し、山を降りてきた様子。
猫ちゃんと出会ったときは泣きそになったよ…。
1時間近く、彷徨ってたみたいね。
で、港まで戻る途中にアートも見つけて。
突如現れる『歩く方舟』。
もう心身ともに消耗しすぎて
アートを楽しむ余裕なんてなかったけど…。
とにかく戻ってこれて良かった。
17:00発のフェリーに乗って、高松へ。
あぁ、謎にアドベンチャーな男木島だったなぁ。
フェリーから見た夕陽。キレイだなぁ。
高松からまたフェリーを乗り継ぎ
直島へと帰りました。
ずっと行ってみたかった男木島&女木島、
色々あったけど行けて良かった。
高松からも近いし、
次回は夏に行きたいな!!
non 。