まぁ、人それぞれですからね、
価値観とか常識とかって。
『自分が知っていることは、必ずしも
他人も知っているとは限らない』
っていうのは、もはや常識だけど。
『自分が知らないことは、
みんなも知らないはずだ!』
という価値観に直面し、ちょっと戸惑いまして。
先日、私の仕事がマイナーだと言われ。
「放送作家という存在を誰も知らない」
というような内容のお話だったんだけど、
自分ではメジャーだとかマイナーだとか
考えたこともないし、
自分のいる世界では私の職業や仕事内容を
知らない人はいないので
「そうか、確かにテレビの外に出たら
知らない人もいるよね…」
ぐらいに思っていたんだけど。
お相手の方は、
「全世界の人が
放送作家という職種を知らない」
という前提でお話をされていて。
もっと知ってもらう努力をするべきという
アドバイスを頂き、
そうか、そういう考え方もあるのねと
新しい発見でした。
まぁ、かといって・・・
別に私は全世界の人に自分の仕事内容を
アピールするつもりもないし、
「放送作家ってどんな仕事ですか?」
って聞かれたら、誰に対してもフラットに
普通に答えているし。
それでいい気がするんだけどなぁ。
確かに知ってもらうことは素晴らしいし、
認知が高まることで得るチャンスも
増えるかもしれないけれど。
別に全人類に放送作家という存在を
知ってもらう必要はないと思うし、
そんなことより、人の仕事について
「認知度が低い」とかいうの、どーなの?
って思った次第でした。
自分の職種に対して無理解・無興味な人と
仕事をするつもりはないしね。
(トラブルの元だからね。)
まぁとりあえず、私自身は
『自分が知らないことを知っている』
相手に出会ったら、敬意を持って
興味津々で話を聞いちゃうところから始めます。
だって、知らないことを知るのは
面白いじゃん?
「それ知らないのって、お前だけかもよ?」
non。