最近よく非テレビ業界の方々に言われるのは

『のんちゃんの言葉って映像っぽいよね』

『のんちゃんのfacebookを読むと情景が浮かぶ』

みたいなこと。

はて…言葉が映像っぽいとは?

と思っていたんだけど、まぁよく考えてみたら

当たり前のことで。

私たち放送作家は映像を見て、その情景を

説明したり修飾するナレーションを書くのが

主な仕事なワケで。

それを日常的に何十年もやっているので

知らず知らずのうちに

「言葉が映像っぽく」なっちゃうんでしょうね。

おそらくこれ、私だけではなく

ほとんどの放送作家の方がそうだと思います。

知らんけど。

  

美味しそうなものを見たら

単に「美味しい」と書くのではなく

「何がどのように美味しいのか」

「どんな味なのか」などを

限られた秒数の中で言葉を紡ぎ

見ている人が味を想像できる表現をする…

みたいなことを常にやっているので…。

でもって、テレビ業界の人にこういうことを

言われることが少ないのは、みんな慣れてるから(笑)。

  

ちなみに私は、ナレーションを書くのが上手いと

褒められる頻度が高いです。

お世辞かもしれないけど…。

言葉を精査して、

極限まで削ったり足したりして

最適な『言語化』を作り上げる。

それを24時間やってるんだから…

そりゃ、言葉の精度も上がります。

上がらなかったらヤバい(笑)。

本もやたら読んで語彙も増えるしね…。

  

いずれにせよ、これからも

誰かのイマジネーションをくすぐる言葉を

紡いでいけたら嬉しいなと思います。

これからも精進いたします!!

  

non 。