話せない言語の中に放り込まれて

そこで生活していると、

24時間ずっとチューニングの合わないラジオを

聞いているような感じになる。

  

でも、語学学習者って勉強すればするほど

いつかこのチューニングが合う日が来るんだよっていう。

本当??ってかなり懐疑的だったんだけど…

今日、一瞬だけそのチューニングが合った気がした!

わ〜〜〜〜〜!!

  

1ヶ月のバカンスを終え戻ってきた番組MCの男性に

「久しぶりにあったら、随分話せるようになったね」

と言われ、

市場のお肉屋さんのおばちゃんと雑談していた時も

「あら?スペイン語上達してるじゃない!」

と言われ。おぉ!マジか!と浮かれていて。

  

今朝、取材会議を部屋の片隅で聞いていた時

いつもは

「ふがふが…ふがふがふが…ふがふが…」

「だばば…だだばばばばば…だだだ…」

としか聞こえない同僚の声が

なんか凄いクリアだったんですよね。

「そうか〜今日はアレとアレの取材ね。

 で、あの人にも会って…なるほど…」

って、自然に思っていて…。

え?何言ってんのかわかるじゃん!!って感じ。

いつもは知ってる単語を聞き取って

想像力で補完して理解って感じだったんだけど

今日はなんか、

スペイン語がスペイン語のまま入ってくる感じ。

で。

午後にみんなでファンタを飲みながら(中2か!)

雑談していた時も、割と普通に話していて

「Nozomi、普通に雑談してるじゃん」って言われて

あれ?ほんとだ!!みたいな。

なんか今日はみんなの声がクリアに聞こえる!!!

って凄い喜んでいたのも束の間、

私が外国人であることを忘れがちな局員さんが

ローカルスピードで話しかけてきたスペイン語は

チンプンカンプンだった(白目)。

また、周波数が合わず砂嵐に戻る…。

  

私の語学ラジオはまだまだノイズの方が多いけど

でもきっと、このチューニングが合う瞬間が

少しずつ増えていくのが語学体得の道なのかな。

これが体感できただけでもすごく嬉しい!!

  

スペイン語を本格的に勉強してから10ヶ月。

ようやくここまでこれた感じ。

道のりは遠いけど、

自分の言葉で話せるようになる日まで頑張る!

  

non。