年に一度のお楽しみ!今日は、N響ほっとコンサートに行ってきました♪
実はクラシック好きな私。
でもどちらかというと、オーケストラよりも吹奏楽の方が好き。
で、この『N響ほっとコンサート』では、年に一度だけN響のメンバーが
吹奏楽の編成を組み演奏するという貴重な演奏会でもあるのです。
吹奏楽好きの私は、早々にチケットをゲット。
ハリキッて奮発したため、今回は、
前から6列目というこれまでにないぐらい前の方で
演奏者の方の表情やしぐさ、
引き方など細かいところまでいろいろ見れて興味深かったです。
ということで、第1部は吹奏楽部。
トマト・スミスの『フェスティヴァル・ヴァリエーションズ』と
バーンズの『パガニーニの主題による幻想変奏曲』。
N響を聴いて思うことは、ファーストアタックがハンパなく正確で美しい。
吹奏楽だとそれがより際立つため、さらに感動モノです!
第1部のエンディングでは、
アンコールでA・リードの『吹奏楽のための第一組曲から“ギャロップ”』を。
やっぱ、A・リードはいいっすね!!吹奏楽らしくて華々しい!!
木管も金管も打楽器も、それぞれのパートの見せ場があって
ユニゾンの『ガツン』な感じが気持ちいい。
20分の休憩をはさみ、第2部は弦楽合奏。
正直、弦楽に対してあんまり興味がない私は
前日の睡眠不足がたたって寝ちゃうかも…
…なんて思っていたけど、そんなこと全然ない!!
チャイコフスキーの
『セレナードハ長調 作品48から 第1楽章』は弦楽の持つ美しさが
存分に引き出された素晴らしいハーモニーで眠さも忘れてうっとり♪
続いての、アンダソン『ジャズ・ピチカート』
『プリンク・プレンク・プランク』では
弦楽器を弓で引くだけではなく、ピチカートで
軽快に演奏するシーンもふんだんにあり
全く飽きることなく弦楽合奏が終了。
そして第3部はお待ちかねのオーケストラ。
今年はチャイコフスキーの『くるみ割り人形』から5つの小さな曲。
『くるみ割り人形』は私自身が大好きな曲なので夢中になって聴きました
そして、アンコールは、ハチャトゥリヤンの『仮面舞踏会』から「ワルツ」です!!
そう、これはあのフィギュアの真央ちゃんのフリーの曲!!
演奏を聴きながら、私の頭の中では真央ちゃんがスピンしたりジャンプしたり
ストレートラインステップを披露したり、
ひとりオリンピック状態でした(笑)。
毎年行われるこの『N響ほっとコンサート』、
実は夏休みの子供のためのコンサートでもあるんです。
だから、会場には小学生や中学生もたくさん!
でも、一つ一つの曲が短い構成になっているので
子供でも飽きずに聴けるんでしょうね。
ガッツリした組曲やシンフォニーを聴くのもステキですが、
こういったライトな編成のコンサートってのもまたいいものです。
そしてなにより、自分の目で見て自分の耳で聴くってのは
本当に大切なことだって実感しました。
忙しすぎて、そういう当たり前のことを忘れてしまいがちになりますが
それこそが本当の『3D』ですからね。
N響のみなさん、素敵な音楽と豊かな時間をありがとうござました。
また、来年も楽しみにしています!!