ということで、KYOTOGRAPHIE の魅力その②は

普段、入ることができないお寺や庭園、

ギャラリーなどに入ることができるのです!

京都の街を舞台にした写真祭というで、

展示してある施設も「京都ならでは」なところが多数。

しかも普段は「非公開」の場所が

特別に会場になっていたり、

私のような庶民には縁のない

高級ギャラリーが会場だったりするので

写真はもちろんのこと、会場にいくことでも

ワクワクします。

  

ちなみにトップ画は

Information Machiyaとなっている

京都市指定・登録文化財の八竹庵(旧川崎家住宅)。

綿布商を営む井上利助が大正期に建てた

大規模な都市型住宅で,その後川崎家の住宅として

使用されていたらしい。

  

  

すっごく和風なのに、

どことなくモダンな感じがしたのは

帝国ホテルなどを設計したアメリカの建築家、

フランク・ロイド・ライトの建築を参考にして

ライト風に建てられたかららしいよ。

(私は地味にライトファンです・・・)

2階のモダンな洋室が個人的には胸キュンだったなぁ。

  

奈良原一高さんの作品が展示してあったのは

建仁寺山内にある両足院。

生憎の雨だったけど、春の雨に濡れる庭園は

ため息が出るほど美しかった。

  

  

そして、ものすごく貴重な建物なのに

パッとした写真を全く撮ってなくて後悔しているのが

イサベル・ムニョスさんの作品が展示してあった

誉田屋源兵衛 黒蔵、奥座敷。

誉田屋源兵衛は1738年創業、

280年を超える歴史をもつ老舗の帯匠。

(帯匠という言葉を初めて知った…)

なんと今の源兵衛さんは十代目なんだって!

  

  

他にも、ギイ・ブルダンさんの会場となっている

京都文化博物館別館は普段入れないエリアらしいし、

マイムーナ・ゲレージさんの作品が展示してあった

嶋臺ギャラリーは、慶長 13 年(1608年)に

糸割符商として創業。(創業400年!)

国の登録文化財になっている伝統的町屋建築です。

  

  

こうして展示会場について深く知るだけでも

多くの価値を見出せる写真祭でした。

  

あぁ、全然まとまらない!

明日はKYOTOGRAPHIE の魅力その③だよ!!

  

non。