今月はヒマなはずだったのに、気がついてみれば相変わらず

バタバタしておりました。

が、特番の収録も終え、ひと段落しております。

と、そんな特番での出来事。

 

私に、なぜか収録で使う美術の発注がきまして。

放送作家って基本的に収録台本を書いたり、VTRのナレーション原稿を書いたり

そういう「文字周り」のことをする仕事なので

「スタジオで出す王妃様の特大パネルのデザインお願いします」

っていうメールが来た時は、思わず二度見しました(笑)。

 

「なんで私がパネルのデザインをしなきゃならんのだ…」と思ったのですが

そんな時に、すごく尊敬する演出家さんとたまたま廊下で会って。

このことをちょっとFacebookに書いたりしてたもんだから

「のぞみちゃん、全ての経験はいずれ役に立つから。」

「のぞみちゃんは将来、物書きになるのだからどんな経験もしておきなさい。」

と言われ、「そういうもんか〜」と思ってデザインを手がけました。

(そして私はいずれ物書きになるのか〜とボンヤリ思ったけど

こういう何気ない一言が未来に結びつくことがあるから面白いよね。

未来に、乞うご期待!)

 

っていうかさ、「デザインを手がけました」ってサラっと言ってるけど

これができちゃう私、すごくない!?(笑)

実際には、餅は餅屋ってことで旦那ちゃんに手伝ってもらいましたが

アフロ(写真提供サイト)と王妃様のインスタで写真を全てチェックして

素材選びからちゃんとやって。

(しかも台本に即した写真を選ぶとか!作家ならではのスキルも見せちゃったり!)

5パターンのデザインを出したけど、「全部なんとなく違う」と言われ

そのあと、さらに作り直して…

途中で、「私、なにやってんだろ」とか思ったし

ぶっちゃけ、本業の(っていうのもおかしいけど)台本作業が立て込んできたら

「パネルなんぞ作ってられん!!」って思ったりもしたんだけど。

旦那ちゃんに「プロならば一度引き受けたら最後まで完遂すべし!!」と言われ

寝ないで台本書いて、半目状態でパネルを仕上げるという…。

 

でも、やってみてよかったです。

収録当日、自分がデザインしたパネルとご対面した時はやっぱり感動したし

「自分が手がけたものがテレビに映る」っていうフレッシュな喜びを

20年ぶりぐらいに思い出した(笑)。

この経験も、いつか何かの役に立つのかな〜。

 

っていうか、スタジオ美術のご用命は我が家まで!!

これ、副業になる!?

 

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