今日は父の命日です。

あれから2年か…早いな。あっという間だ。

父が亡くなった直後、私たち家族はちょっとした躁状態だったのですが

そのあと、母は深い深い悲しみに襲われ、泣いて泣いて暮らして。

私もなんだかボンヤリした日々を送りつつ、ようやく今年ぐらいから

前みたいにガツガツ働いたりできるようになって。

やっぱり家族を一人失うってことの大きさを実感した2年でした。

悲しみは薄れることなんてなくて。

でも、悲しみには慣れることができる。

それは寂しいことではなくて、

悲しさと共存できるようになってくる感じです。

時が経てば経つほど思うのは。

もうこの世に父がいないという事実だけ。

その実感だけは、日に日に大きくなる。

そして直面するのは、もう会えないという現実。

とはいえ、悲しみに暮れて生きていてもきっと父は喜ばないだろうから。

死ぬ間際まで私が原稿を書く場所を確保できるか心配していたような父だから。

私が仕事を休んでいることを気にしていたような父だから。

やっぱり私はバキバキに仕事していたほうが父は喜ぶんだろうな。

お父さんと行きたい場所、もっといっぱいあったのにな。

一緒に飲もうって約束していたお酒も、いっぱいあったのに。

お父さんは、いつだってせっかちなんだよな。

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