39歳になって初めての夜。夢を見ました。

こういうのも初夢っていうのかな。

夢に、父が出てきました。

父が亡くなってから、初めて夢で父と会いました。

って、生きていた時もそんなに登場回数はないけども…(苦笑)。

なんだろう、夢の中の父はもう声が出せなくなった後で。

きっとあれは声と引き換えに命が助かったと家族全員が思っていた時期で。

父が病気になってから私たち家族はよく集まるようになりました。

本当はもっと早く一緒に食事をしたり、

ちょっとした旅に行ったりすべきだったんだろうけど、

元気だったころはそんな風に考えつかなかった。

両親と兄と妹と、家族5人で父の好きなレストランで食事をしている夢で。

父は喋れないけど、いたずらっ子みたいに次々と食べたいものを指さして注文し

それを母がニコニコしながら見守って、

『こんなに頼んじゃったの!?』って笑いながら家族5人で食事をする夢でした。

なんか、とても幸せな時間でした。

父が、人生の終りを迎えるころ。

私はようやく覚悟を決めて仕事をほとんどやめて千葉に帰って。

だから、父との思い出っていうとどうしても

『病気になってからの父』の姿が印象強いんだろうな。

本当はもっと元気な時に、一緒に笑ったり喋ったりすべきだった。

それにしても、お父さんはなんで夢に出てきたんだろう。

きっと心配かけちゃっているんだろうな。

あとは…もうすぐお盆だから、

母がいる家に帰る途中で、私の家に寄ったのかな(笑)。

お父さんが夢に出てきたことで。

『今、自分がなにをすべきか』

ちゃんと冷静に考えられるようになった気がする。

後で後悔しないように。

自分でちゃんと選択しなさいって、きっと伝えたかったのだろう。

ありがとう、お父さん。

写真は。

高校1年の春に出会った大親友がくれたお手製のバースデーカード。

彼女もまた、無条件で私を支えてくれる。

感謝しても、しきれない。ありがとう、みわちゃん。

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