最近、同じチームのディレクター君の表情がちょっと心配な感じになってきて。
確かに彼自身『ヘッポコ』なのですが(すまぬ!)
でもそれは『愛すべきヘッポコ』で。
とてもとても素直で育ちがいいので、きちんと話せば理解するし、
会話だってきちんとできるし。
まぁ、そんなディレクター君の表情が冴えないどころかドンヨリしているので
『一人で抱え込んじゃダメだよ。なんでも相談してね(お金のこと以外)。』
とLINEしたところ…
『のぞみさんが心配してくださるなんて!!!』
と、たいそう感謝されたのですが…
実はこれ、別の班のプロデューサーに
『最近、あいつの表情ヤバいから…のぞみちゃんちょっと気にかけてあげてて』
と、お願いされた次第なのです。
ぶはははは!!!ごめん、完全なる私の能動行為ってワケじゃなかったの!!!
でもほら。ここで『君のこと、心配しているよ』って伝えられるかどうかって
割と大きな違いじゃない??
もし自分が、何かしら悩んでいた時にそうやって声をかけてもらえたら嬉しいし。
っていうか、こういうことって本来…作家の仕事じゃないんだけどね。
作家は同じチームといっても『親戚のおばさん』みたいな立場だから。
どうやったって、親にはなれない。
だからって、ドンヨリした表情のディレクター君を放っておくほど私はクソじゃないし
やっぱり一緒に仕事するなら楽しそうにしてくれた方がこっちも気持ちいい。
『できない部下に振り回されるのは、できる上司とはいえない』なんてことを聞いたりもしたけど
そうなのかな…私には部下ってやつがいないからわかんないけど…
できない部下の上司は、やっぱりできない上司な気がする。
ということで。
私がキミにLINEしたのは、心配していたのももちろんだけど他の人に頼まれたから。
ものすごく感謝してくれたキミに『私、超優しいっしょ!!』オーラだして…
ごめん、ごめん!!!
でもね。
作家になったばかりのころ、尊敬する大先輩の作家さんが
『作家は、ディレクターの恋女房であれ』と言った言葉はやっぱり正しくて。
私たちは制作陣を支える内助の功を発揮しなくちゃいけないんだよね。
というか、やっぱりチームはファミリーだから。
みんなで同じ方向むいて一つのものを作っている以上、他人のフリをしたら
そこでゲームアウトだと思う。
なんて。仕事の話なんて書いてみちゃいました。えへへ。
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