夢にまで見た王子様との再会。
そう、オザケンこと小沢健二さんのLIVEに行ってきましたーーー!
今回も作家仲間のnaoちゃんと一緒に。
オリーブ少女でオザワ君LOVEなあたしたちは、一晩限り
『子猫ちゃん』に戻って、王子様との束の間の逢瀬を満喫。
ということで、ネタバレする可能性ありますので、ご注意を☆
まず最初に、オープニングは『いちょう並木のセレナーデ』のオルゴールから。
なんとこのオルゴール、『LIFE』の最後のトラックで収録したものなんだとか。
あれって、オルゴールだったのか!!!
もう、オルゴールが奏でる『いちょう並木…』を聞いただけで
涙が出そうになる、あたし。
今回は、会場もオペラシティだし弦楽四重奏とのコラボだし。
オトナのしっとりとしたLIVEでした。
でも、みんなで立って歌ったり踊ったりもあったりして、とにかく最高。
正直言って、LIVEは本当にもう夢心地で興奮しすぎて
セットリストとかちゃんと覚えてないんだけど(苦笑)。
でも、オザワ君の『言葉』が好きなんだって改めて思った夜でした。
オザワ君の歌詞や朗読を聞いていると
もう、二度とは経験できない17歳やハタチの頃がとても愛おしく思う。
すごくすごくHAPPYな時間と、なんだか説明のできない切なさが
混ざったようなイラだったような気持ちを思い出す。
田んぼ道の真ん中を自転車に乗りながら、オザワ君の歌をうたって帰った
あの17歳の頃の自分を思い出す。
将来に未来と不安を抱えていた、ティーンエイジャーの自分を。
その一方で。
オザワ君が歌う姿を観ていたら
楽しく生きている大人になれたことを自覚できたし
これからもっと人生を楽しんでやろうって気持ちになれた。
ユーモラスで豊かな言葉。
(そういえば、『豊か』も今回のモノローグのキーワードの一つでした)
あふれてくる彼の言葉の深さに、心が震えた夜でした。
オザワ君の子どもの頃に飼っていたオウムの話や
インド映画の『輪廻オチ』の話など、
今回のモノローグはオザワ君の“人生”がわかるものもあって
それもまた、すごく面白かったなぁ。
とにかくもう、贅沢なLIVEだったんだけど
なによりもう、オザワ君が楽しそうに歌っていたのがすごくよかった。
なんだかもう、しっちゃかめっちゃかな文章になっているけれど
今日はもう、許してください。
そして、最後に。
あたしは、自分がなんでこんなにも偏狂的に『東京タワー』が好きなのか、
その理由がわかった。
それは、オザワ君の歌にたくさん『東京タワー』が出てくるからだったのだ。
東京に憧れていた17歳の頃、一番聞いていたのがオザワ君の歌。
その中に、たくさん『東京タワー』が出てきていたんですよね。
気づくまでに、ずいぶん時間がかかったなぁ~(苦笑)。
王子様は、スタイルも仕草もギターの弾き方も歌い方も。
何もかも変わらなくて、子猫ちゃんたちにちゃんと夢を観させてくれました。
ありがとう、オザワ君。
あたしもいつか、あなたのように
誰かの心に残る言葉を紡いでいけるようになりたい。
XOXO *non*