2年ぶりの旅は、京都に行ってきました〜!

どこに行こうか話していた時にちょうど

京都でKYOTOGRAPHIE (京都国際写真際)が

開催することを知り、

「じゃ、行っちゃう?」みたいな感じで決定。

軽い。ワシらいつもこんな感じ。。。

  

私自身、瀬戸芸や大地の芸術祭など地方で開催される

芸術祭も大好きだし、美術館もよく行くけれど

ぶっちゃけ、アートとかよくわからん派の人です。

でも、いいんです。

わかったふりをするよりも、わからないまま素直に

作品と対峙することに意味があるのです。たぶん。

  

  

KYOTOGRAPHIEは京都市内の10の会場に

さまざまな写真家さんの作品が飾られていて。

京都の街を散策しながら

作品を楽しむことができます。

シャネルとかディオールとかハイブランドが

スポンサーに入っていることもあってか、

ファッションフォトグラファーの作品や

ポートレートをじっくりみることができて

すごく興味深かった。というか、

写真のexhibitionって初めて行ったんだけど

すっごく面白いのね!!当たり前だけど

カメラマンによってそれぞれ表現方法も違うし

「一瞬の切り取り方」が全く違う。

  

印象的だったのは今回のチケットなどの

キービジュアルにも採用されている

ギイ・ブルダン(Guy Bourdin)。

フランスの「VOGUE」などのファッション誌や、

シャネルをはじめとするブランドの広告を

数多く手掛け、20世紀を代表する

ファッションフォトグラファーとして活躍し、

没後30年経った今もなお、多くの写真家に

刺激を与える存在なんだとか。

とにかくもう、オシャレなんだけど

「計算しつくされた無邪気」という感じの作品は

ため息が出るほど素敵だった。

あれを50年近く前に撮っていたなんて、

天才すぎる。

  

  

スタジオポートレートの巨匠といわれた

アーヴィング・ペン(Irving Penn)の作品も痺れた。

ポートレートって撮り手とモデルの関係性が

モロにでるんだなぁなんて思って。

特にピカソのポートレートは必見!

  

  

でもって、一番好きだったのがガーナ出身の

プリンス・ジャスィ(Prince Gyasi)!!

色の使い方が鮮やかすぎて、

最高にハッピーになれる写真ばかり。

ジャスィは音を色として感じたり、

特定の言葉や文字が色とリンクするなど、

ある一つの感覚を刺激する情報を受け取ると、

同時に他の複数の感覚も刺激を受ける

「共感覚」という特別な感覚の持ち主でも

あるんだって。

音を色で感じると、

世界があんなにカラフルになるのか。

  

  

ちなみにジャスィは最初、iPhoneで写真を撮り始めて

それが注目されて、Appleとコラボしたりするように

なったんだって。

iPhoneでいけるのか…ワシも頑張るか…。

  

他にもたくさん素敵な作品があるんだけど…

もうこれは見てもらった方が絶対に早い。

というか。想像以上に写真の楽しさを感じて

思わず撮りたくなっちゃった…。

あんなふうには撮れないんだろうけど…。

でも、撮りたくなる。なる!

KYOTOGRAPHIEは5月8日まで開催しているよ。

関西に住んでいる人は、ぜひぜひ!!!

  

明日は、KYOTOGRAPHIE の魅力②を紹介するよ〜。

non。