もうすぐ、あの震災から1か月。
おととい、大きな余震があってビックリし
相変わらず街は暗いけれども、
それでも東京は日常を取り戻しつつある。
でもまだ、被災地は震災のまっただ中。
復興に向かって頑張る姿勢が報道されるけれども
その一方で不便で不安な日々を送っているのもこれまた現実。
実は今、私は友人を通して現地に支援物資を届けてもらっています。
公共機関に物資を預けるのも一つの手段だけれど
取材に行ったディレクターさんたちに聞くと、モノが行き届くまでに
とにかく時間がかかる。だったら、自分たちの手で直接避難所に
モノを届けたらいいよね、という発想から始まりました。
私も被災地に行きたいけれど、私が車に乗るスペースにも
物資を積んだ方が効率的なので、まだ私自身は現地に行けていません。
何もできない人間が行っても迷惑になるから
だったら私は東京で稼いでそのお金で1つでも多くの
お尻拭きやおむつを買おうと思って。
しかし、普通に暮らせている私たちだって気温や季節で
欲しいモノが変わるのと同様
被災地でも『欲しい』と言われるものは日々変わります。
昨日までもにすごく必要だと言われていたものが、
届けるころにはもう必要でなくなっていたりする。
一口に、物資を届けるといってもとても難しくてデリケートな
問題なのだなぁと思いました。
欲しいと思った時に、欲しいと思った人が手にできるように。
私がやってることなんてものすごくチッポケで地道だけれど、
続けていきたいと思います。