別にスター・ウォーズの大ファンってワケでもないんだけど、

なんだかんだ公開されると観に行ってしまうレベルの”にわか”ファンです。はい。

ということで、今月公開された『ローグ・ワン』を観に行ってきました。

お相手は、前回の『フォースの覚醒』の時と同じくnaoさんです。

 

ちなみに、ストーリーはというと…

スター・ウォーズ」シリーズの「エピソード3 シスの復讐」と

「エピソード4 新たなる希望」をつなぐ、

これまで語られることのなかった物語を映画化。

「エピソード4 新たなる希望」でレイア姫がR2-D2に託した帝国軍の最終兵器

「デス・スター」の設計図は、

いかにして反乱軍の手にもたらされたのかを明らかにする物語となり、

一匹狼のヒロイン、ジン・アーソが、反乱軍の仲間とともに、

帝国軍からデス・スターの設計図を奪う決死のミッションに挑む姿が描かれる。

というもの。

 

まぁ、エピソード3とエピソード4の間のお話なので、

これはこれまでシリーズを観てなかった人でも

観やすいです。ぶっちゃけ私も、そんなに熱心に観てる方じゃないから、

これぐらいの方がありがたい。

のだが。

ストーリーがどうのこうのというよりもですね。

ここからネタバレしますよ。

壮大なネタバレをしますよ。

なので、これから観るって人は気をつけてくださいね。

 

 

 

 

 

 

なんで…なんで!!!あんなにも全ての登場人物が死ぬのだ!!!!!

死ぬ必要があった?

映画が始まってから2時間半、終わってみれば出てきた人がほぼ全て死んでいる。

なにこれ…悲しい。悲しすぎる。

その意味で、久しぶりに映画を観て泣いたよ。

だって、救いがなさすぎる、この映画。

 

最後にレイア姫がデス・スターの設計図を受け取るシーンがあるんだけど

なに食わぬ顔で受け取るレイア姫が憎たらしくなるぐらい、

それまで関わったあらゆる人が死ぬ。

別に、他のストーリーとの兼ね合いとかどうでもいいからさ(よくないか)

なにもあんなにも全員が全員死ぬ必要はないんじゃないの?

少なくとも、命がけで設計図を手に入れたジンとキャシアンぐらいは生かしてあげて

反乱軍の基地に持って帰って、その設計図のバグを見つけました、

デス・スターの制御成功!まで描くもんだと思ってた。

(そうすると、他のストーリーに影響がでちゃうのかもだけどね。)

前半のストーリーをもっとコンパクトにして、設計図を手に入れてから無事に脱出して

英雄として迎えられる…までは描けたんじゃね?無理?ダメ?

 

命がけで戦ったジンとキャシアンは、ラストにイチャコラしながら死んでしまう…いと悲し。

あとさ、盲目の人とかすごい銃撃つ人とか、よくわかんないけど出てきて一緒に戦って

そして死んじゃうってことが多くてビックリしたなぁ。あれ、死ぬ必要あったのか?

というかね。

役割があるようで意外となくて、割と輪郭がボンヤリしているので、

登場人物の名前が基本的に覚えられない。

これは、私が人の名前を覚えるのが苦手だからというワケじゃなくて(たぶん)

『謎のキャラ設定が強すぎる人』と『全くキャラ設定のない人』が同居しているので

覚えられないのよ。

 

なんだか、虚しさだけが募る映画でした。

うまく言えないけれど『偉い人のために命を落としたその他大勢』のお話で

その他大勢すぎて、全く感情移入できずにみんな死んじゃって。

気がついたら誰もいなかった。

そんな映画。

でも、観に行ってよかったよ。それがわかったからね。

あと、Kー2SOがラピュタの巨神兵っぽかったり、

最後の設計図を取り出すところがUFOキャッチャーみたいだったり。

なんやかやと日本人ならニヤリとするシーンもありました。

 

っていうか、IMAXの3Dって。チケット代、めちゃくちゃ高いのね!!!

そりゃみんな、映画なんて観に行かなくなるよ。ぶひー。

まぁ、なにはともあれ、

中二病でかまってちゃんのカイロ・レンの続編が早くみたいです。はい。

 

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