昨日は父の66歳の誕生日でした。
父は癌です。
もう緩和治療しかできないレベルの癌です。
だから、今年のお誕生日は一緒に迎えられるとは思っていなかったので
家族そろってみんなで誕生日をお祝いできたことが本当に嬉しかった。
先日、母も太極拳の師範審査に合格したので一緒にお祝い。
土曜に帰省したら父が『買い物リスト』を作っていて。
母のお祝いもかねているので母に手間をかけないように
私たちにお寿司やケンタッキーや不二家でケーキを買ってきてって(笑)。
なんだかもう昭和の憧れのパーティースタイルです。
昨日は朝から妹に運転してもらって
地元のお店を周り父のオーダー通りに買い物して。
みんなでハッピーバースデーの歌を歌ってお祝いして。
このまま来年も再来年も、
みんなでお祝いできそうな錯覚に陥ったけどたぶんそれはムリで。
穏やかな状態の父と一緒にいると、時々思っちゃうんですよね。
『こんな風にこの先もずっと父が生きているんじゃないかな』って。
でもきっとそれはムリで、命は有限で。時間は限られていて。
そんな時に同窓会の幹事やったり飲み会企画したり一体なにやってんだって
自分でも思ったりするけど。
まぁそれはそれ、これはこれ…なんだろうなぁ。
だけど、もしかしたら急に心とか体とか折れちゃいそうな気がするな…私。
そしたら、ごめん。
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