先日、ようやく完成した私の番組の4本目。
今回の主人公は、サンタクルスで活躍している
伝説の美容師 EIKOさんです。
EIKOさんは美容師というよりも
もはや髪のファンタジスタであり、
美容学校や小中学校も経営するなど
多才な能力を発揮。
サンタクルスに多大な貢献をしています。
日本の沖縄で生まれ、
幼少期にボリビアのOKINAWAに移住していて
移民としての側面もあり、
それも盛り込んだ構成にしたことで
局のみんなからもすごく評判が良かった1本です。
番組完成後にEIKOさんにYouTubeのリンクをお送りし
お礼を伝えたところ…
『涙が出るほど嬉しかった』
『これまで長い間、いろいろな仕事をしてきました。
自分の人生をかけて積み重ねてきた努力や犠牲を、
誰かにこんなふうに認めてもらえたがすごく幸せだ』
『あなたは誰かを幸せにできる最高の仕事をしている』
とメッセージをくれました。
これを聞いて…
ここまですごく大変なことも辛いこともあったけど、
私のやってきたことは間違ってなかったんだな…
と、ものすごく胸が熱くなりました。
異国に来て1年ちょっと、他言語で番組制作をして
それを見て、涙を流すほど喜んでもらえるって…
なかなかない経験ですよ。私、自信を持っていい。
あくまでも私は放送作家であって
ディレクターでもカメラマンでもない。
番組を「演出する」という意味ではプロではないです。
もちろん番組演出についての知識はありますが、
私はあくまでも「ストーリーを作る人」。役割が違う。
この違い、異業種の人には理解されないだろうけども…
だから、番組全体を演出しなければならない今の状況では
いつもどこか不安で緊張していて。
ずっとストレスがハンパなかったんです。
それこそ、歯を食いしばりすぎて奥歯が割れるほど。
でも、それでも頑張れたのは
この街に一人でも多くの
「主人公を作りたい」という思いがあったから。
その思いが伝わったのかな、実を結んだのかなと
少しだけ緊張がとけました。
番組の仕上がりについて色々という人はいますが
(いつだって否定的なことを言いたい人はいる。人間だもの。)
もう、それはそれで
「貴重なご意見ありがとうございます(棒)」
って感じで聞いてます。
(ADの時の電話対応の常套句…笑)
これだけ制限の多い環境で、
本来の自分の役割とは違うことをやりながら
それでも番組を作り上げている…
しかも、日本のメソッドを伝えながら。
それだけでもう、
私は自分で自分を褒めてあげたいです。
その上、私の番組に出演し、完成した番組を見て
泣くほど喜んでくれる人がいる。
それって最高の喜びじゃないですか。
こちらこそ、感謝してもしきれない。
信じられないぐらい辛い日々もあったけど
少しずつ報われている。
残りの日々も、
一人でも多くの人を幸せにできるような番組作りを
していきたいと思います。
non。



