東北地方を除き、ついにテレビのアナログ放送が終了し地デジ化へ。
テレビ屋としては、なんとなくこの歴史的瞬間を見ておこうかなと思って
一応、チェックはしていたけれど
我が家のテレビはデジタルだし特になんの感慨もなく…。
っていうか、テレビがアナログだろうがデジタルだろうが
やっぱり『テレビである』ことには変わりはないわけで。
テレビが『魔法の箱』であると教えてくれたのは大学の先生。
元NHKというおじいちゃん教授は、
『テレビはそもそも、“tele(=遠く離れた)”“vision(=視界)”という意味。
だから、自分が実際に見ることができないような遠くのモノも見ることができる
魔法の箱なんだよ』
と、何気なく授業中に言ったのです。
なんだか妙に感心しちゃった私。
『魔法の箱だから、笑いも情報も届けるし夢がかなう箱でもある。』
とおじいちゃん教授。
『そうかぁ~テレビってすごいんだなぁ』
なんって、小学生みたいに感心しちゃったハタチの私は
テレビの仕事をしたいなって思うようになったのです。
ということを、週末27時間テレビを見ていて思い出しました。
私たちは確かに『マスゴミ』と言われて批判されたり非難されたりもする。
でもその一方で、夢を魔法を届けようと必死にもがいていたりもする。
だって、必死じゃなければ大人になってあんなバカバカしいこと真剣にできない。
寝ないで何日も仕事なんてできないよ。
アナログからデジタルに変わっても、どんだけ時代が流れても
テレビが『魔法の箱』であることに変わりないと思うのです。
そして、私はやっぱりテレビが大好きだ。
大好きなことで、ゴハンが食べられて本当に幸せだ。
神様、私にそういう人生を与えてくれてThanks a Lot!!!
☆結局買ったトイカメラ。絶好調でアナログです!!