奈良美智さんを堪能した後は、
世界的な木画家・棟方志功さんの記念館へ。
ちなみにこの棟方志功記念館は
今年3月で閉館になってしまうらしく
その意味でも、行けてよかったな〜。
棟方志功さんって、作品は見たことがあるけど
そのお人柄まではよく知らなくて。
なので、彼のヒストリーや哲学に触れることができる
この記念館はとても興味深かったです。
![](https://i0.wp.com/nozomi-kobayashi.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_3411.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
志功さんが版画ではなく「板画」に
こだわった理由とか、
そもそもこの人、デッサン上手いよね…とか、
色使いのパッションすげぇ!とか、
奥さん、めっちゃ内助の功!とか、
真摯に芸術と向き合い、自分の作品と
心中する覚悟のある人だったのだなぁ
ということが随所でわかり、非常に興味深い。
というか、
「オレは日本のゴッホになる!」
って決意したけど
『油絵』では西洋に勝てん!!と
『版画』に活路を見出し、そこからさらに
オリジナリティを発明しているあたり
最高にクリエイティブだぜ!!と思いました。
ちなみに志功さんは作品作りでのってくると
青森の民謡を口ずさんでいたらしく、
この辺の「郷土LOVE」なあたりも素晴らしい。
というかね、志功さんってめちゃくちゃ
「ねぶた文化」に影響を受けていて。
あのカラーリングが志功さんのいろんな作品に
反映されている。
![](https://i0.wp.com/nozomi-kobayashi.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_3423.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
幼少期にこの圧倒的な
カラフル文化を浴びるって羨ましい。
こじんまりとした記念館だったけど
志功さんの魅力がギュッと詰まっていて
とても見応えがありました。
さて、続いては…
初めてのドーミーイン!!
みんな大好きになる理由が、よくわかったわ。
non。