奈良美智さんを堪能した後は、

世界的な木画家・棟方志功さんの記念館へ。

ちなみにこの棟方志功記念館は

今年3月で閉館になってしまうらしく

その意味でも、行けてよかったな〜。

  

棟方志功さんって、作品は見たことがあるけど

そのお人柄まではよく知らなくて。

なので、彼のヒストリーや哲学に触れることができる

この記念館はとても興味深かったです。

  

  

志功さんが版画ではなく「板画」に

こだわった理由とか、

そもそもこの人、デッサン上手いよね…とか、

色使いのパッションすげぇ!とか、

奥さん、めっちゃ内助の功!とか、

真摯に芸術と向き合い、自分の作品と

心中する覚悟のある人だったのだなぁ

ということが随所でわかり、非常に興味深い。

というか、

「オレは日本のゴッホになる!」

って決意したけど

『油絵』では西洋に勝てん!!と

『版画』に活路を見出し、そこからさらに

オリジナリティを発明しているあたり

最高にクリエイティブだぜ!!と思いました。

ちなみに志功さんは作品作りでのってくると

青森の民謡を口ずさんでいたらしく、

この辺の「郷土LOVE」なあたりも素晴らしい。

というかね、志功さんってめちゃくちゃ

「ねぶた文化」に影響を受けていて。

あのカラーリングが志功さんのいろんな作品に

反映されている。

  

  

幼少期にこの圧倒的な

カラフル文化を浴びるって羨ましい。

  

こじんまりとした記念館だったけど

志功さんの魅力がギュッと詰まっていて

とても見応えがありました。

  

さて、続いては…

初めてのドーミーイン!!

みんな大好きになる理由が、よくわかったわ。

  

non。