今回の旅の目的は、なんといってもこのジェームズ・タレルさんの『光の館』に

宿泊することです!!!

『光の館』ってなにかというと…

『光の館 -House of Light』は、光のアーティスト、ジェームズ・タレルの作品です。

この実験的な作品は、彼の作品世界を滞在生活の中で体験できる

世界にも例を見ないものであり、瞑想のためのゲストハウスとして構想されました。

タレルはこの構想を、谷崎潤一郎の『陰翳礼賛』の中から見いだしました。

伝統的な日本家屋における親密な光に、自らが制作してきた光の作品を融合させることを

着眼したのです。

越後妻有の豊かな自然の中、様々な光と向き合う時間を過ごして頂きたいと思います。

というもの(HPより)。

タレルさんと言えば、直島にも作品があってそちらもやっぱり『光』を駆使したもの。

この『光の館』も、昼間は基本的に自然光だけなのになぜか光に溢れています。

でもって、『光の館』の目玉といえばこのアウトサンドイン。

天井を大きなフレームに見立て、

そこから空の移り変わりを鑑賞するというもの。

建物は2階建てなんだけど、入り口は2階にあって。

ちょっと不思議な作りです。

タレルさんが、『3家族がこの館で、一晩交流すること』を

望んで創られているらしいので

基本的には、複数のグループで一晩、館をシェアするという感じ。

10人以上だと、グループで貸切もできるみたいです。

(次回はみんなで貸切したい!)

私たちがシェアするグループがまだ到着していなかったので、

つかの間の貸切!!

建物の周りはぐるりと石が敷かれていて、その上を歩いてみたり。

ということで、私たち夫婦がシェアしたのは…

なんとロンドンから来たカップル!

まさかの異文化交流のオプション付きです。

でもって、手続きに来てくれた市の職員さんは全く英語が話せないし

ロンドンカップルは日本語が全く話せなくて…。

なんと…人見知り大魔王の旦那ちゃんが仕切るという奇跡がッ!!!

っていうか、全員が旦那ちゃんを見て話すので…もう仕方ないです。

部屋決めからお風呂の順番、チェックアウトの時間まで

旦那ちゃんが中心になって決めて。

なんだかものすごい光景でした…はい…。

市の職員さんは、手続きが終わったら帰っちゃうので

後は基本的にセルフサービスです。

キッチンがあるので自炊もできますが、

私たちは夕食(2000円)を予約しました。

なんとも会議弁当みたいな感じですが…

せっかくなので外廊下にテーブルを出して食べました。

新潟…もうすでに寒かった…。

そんなこんなで、素敵な素敵な『光の館』。

明日はメインイベントの『Light Program』についてお伝えします!!

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