なんだかこのところ猛烈にバタついて

常に何かに追われてるような暮らしなんですが

そんな中でも書店員のバイトは続けています。

っていうか、このところバイトに行く度に

店長ファミリーから色々なものを頂いて

その優しさに全オレが嗚咽してます…。

ある時は店長の奥さんが故郷のりんごを、

ある時は店長のお母さんが柚子を、

ある時は店長が「家に帰っても仕事でしょ?」と

原稿作業のお供にプリンをくれました。

マジでありがたすぎる…(号泣)。

  

こんだけ忙しくて身動き取れない状態なら

本屋さんを辞めたらいいんじゃないかと

思われそうだけど、私は辞めたくない。

なんの取り柄もない私を雇ってくれたという

恩義もあるし、そしてなによりも

本屋でバイトをしている時は

「作家以外のこと」を考えられる

唯一の時間だったりするのです。

私の仕事って、

明確な「終業時間」というのがないので

割といつも「仕事中」になりがちで。

ご飯を食べていても、お風呂に入っていても

企画や原稿のことを考えちゃう。

でも、バイト中はバイトに集中するから

「作家業」のことは

考えない(というか考えられない)ので

ある意味、ものすごい気分転換になっているのです。

とめどなく続く句読点のない作家の生活の中で、

本屋は、半ば強制的に打たれた句読点って感じ。

自分の生活の中にこういう場所があって

良かったなって素直に思います。

作家と本屋では「使う筋肉」が違うし、

そういう意味でも私にとってはすごく重要。

  

さて。

今週を乗り越えればたぶん…脱!地獄!!

もう一息、がんばりまっしょい!!

  

non。