最終日、半ちゃんFamilyとミュンヘン観光をしたり
午後は去年も行ったシュツットガルトにふらりと再び行ったりしているうちに
夏休みが終了。
あっという間に楽しい時間が過ぎて、あっという間に帰国です。
なんかもう、最高にセンチメンタルな気持を抱えて迎えた帰国の日。
今回、ツジネさんとは飛行機が違うので帰国の朝、私は一人早起きして空港へ。
で、またまたトランジットがあります。
トランジットと言えば、行きの『チューリッヒの悪夢』ですよ…。
チケットを確認すると、帰りのトランジットの時間は40分しかない。
いやな予感、しまくりです…。
とはいえ、ま、なんとかなんだろーなんて思いつつミュンヘン空港では、
空港でしか飲めないというビール『エアブロイ』を飲んじゃったりして。
ってか、これって普通のオクトーバーフェストビールじゃね?とか思いつつ
朝9時からビールを飲むなんて生活も今日が最後かと思うと
妙にさみしくなる私…。
だってこのころはまだ、本当に悪夢が訪れるなんて思わなかったんだもん。
手荷物検査などを済ませてゲートに行くと、
フライトが遅れるというアナウンス。
なのですが、英語なのでさっぱりわからん。
ちなみに、ミュンヘン発11:20⇒チューリッヒ着12:20、
で、チューリッヒ発13:00のフライトスケジュール。
順調にいけば、たぶん問題ない…はず。
いやしかし…待てど暮らせど飛行機が来ない。
結局、ミュンヘンの時点で30分以上遅れるというアクシデント。
でもま、さすがに待っててくれるだろーとか余裕ブッこいてたんですよ。
ほらよく、トランジットで時間のない人は係員がプレートもって待っててくれて
案内してくれたりするじゃないですか。
あれを期待してたワケなんですよ。
そして、チューリッヒに着いたのが13:05。
飛行機を降りると、トランジットの人を待ってプレートを持ってる人がチラホラ。
しかし、私の名前はありません!!
え~~~~!?もう放置ってこと!?
いやしかし、諦めたらそこで試合終了なのです。(byスラムダンク)
とりあえずゲートを確認し(今度はちゃんと書いてもらいました!)ダッシュ!
またまたなんかワケわからんモノレールみたいのに乗らなきゃいけない。
なんだよもう!!これ!!!
しかも、また手荷物検査やら出国手続きやらある!!!
税関のおっさんが、『too late』とか半笑いで言うんだけど
マジもう、そんなこと言ってるヒマがあったらハンコおせっつーの!!!
焦りまくってる私は、『はい、観光できました。観光デス。観光デス。』と
無表情で日本語で繰り返すのみ。
おっさんは、『絶対間に合わないからもっとトークしようぜ!』みたいなテンションで
ダラダラいろいろ話しかけてくるんだけど、
すべてにおいて『観光デス』しか言わない私。
なんとか出国手続きを終え、ゲートに向かってダッシュ!
すると遠くの方から…
『Ms.Takahashi???』
と叫ぶ声が!!!
『そうで~~~~~す!乗りマース!!TOKYO行きま~~~~す!』
と絶叫する私。しかも日本語。
『サマーウォーズ』の
『よろしくおねがいしまーーーーーーーす!!』バリの声だ。
汗だくのジャップがダッシュで駆け込んできて、
若干引いてるカウンターのお兄さん。
『もう、出発するところだったんだ。
あと5分遅かったら、飛行機行っちゃってたよ。』
なんて言われて、顔面蒼白になる私。
なんとか飛行機に乗り込んで、席に座ったら即離陸…。
あぁ、みなさんごめんなさい…。
でも、私のせいじゃないのよ…なんて思っていたら追い打ちをかけるような
機長のアナウンスが!!!
『みなさま、当機の出発が遅れたことをお詫びいたします。
今回、出発が遅れましたのは
乗り継ぎのお客様を待っていた関係によりまして…』
ぶはっ!!!!!って、完全に私じゃん!!!
私しかいなかったじゃん!!!
10時間以上、超肩身狭い!!
なんて思いながら10時間のフライトを終え、無事に成田に到着。
あぁ~。トランジットはマジこわい。
もっと時間にゆとりのある乗継か、直行便がいいな。やっぱり。
※気持ちが落ち着いたところで窓の外を見たら、きれいな青空でした…。