先日、体調を崩して如何にもこうにも辛くて

生放送の仕事を自宅でやらせてもらいました。

生放送は「ナマモノ」だから、基本的には

やっぱり現場で作業した方がやりやすいんだけど

臨機応変にこうやってリモートでの作業も

選択できる時代になってきたのって、

やっぱり驚きです。

   

その昔、場所や時間を選ばず仕事をするって…

「ノマド」とか言って、それはもうフリーランスの

特権みたいなところがあったけど。

今は別に、特権でもなんでもなく

むしろ推奨されちゃう。

だからこそ「ワーケーション」なんて言葉が

生まれてきたんだろうけども。

まぁでもやっぱり個人的には、

「クリエイティブ」な仕事は会った方がやりやすい。

「事務報告」はオンラインの方が楽。

結局、私の場合はブレストが多めになってくるから

会ったほうがやりやすいってことになるんだよなぁ。

   

2019年に1ヶ月ちょっと旅をした時は

まだこんなにリモートが浸透していなくて。

それでも特番のオンエアやら新番組やら抱えたまま

日本を飛び出しちゃって。

当時はADさんが会議を「録音」してくれて

それを聞いて台本を書いたりしていたなぁ。

でも、やっぱり会議にいないから自分の意図とか

伝えられずにもどかしい…ってことが多々あって。

自分で旅に出ちゃったのになに言ってんの?って

感じだけど、今だったらそういうこともなく

時差さえ気をつければ会議に出席もできちゃうのか…

なんて思ったりしてね。

というか、そもそもあの時はなぜ改編期の4月に

出発するスケジュールを組んだのか…

自分でも謎がすぎる(笑)。

放送作家が仕事を降りることなく

(むしろ新規の仕事も受注しつつ!)

1ヶ月も日本を離れて仕事をするなんて

ムリでしょ!って思ってたけど…

やってみたら案外できたし

これからはもっとやり易くなるのかしら…。

どうだろう。

まぁあれは、周りの皆さんの深い理解の上で

成立した旅だからなぁ。

その昔は、夏休みさえ取れなかったのに。

時代の変化って、すごいね。

   

まぁ、そんなこんなで早く旅に出たいな。

  

non。