山田詠美さんの

『ぼくは勉強ができない』的な感じです。

懐かしいなぁ。山田詠美さんといえば

彼女の本を読むきっかけになった一冊は

『風葬の教室』です。

確か、高校生の時に初めて読んで、

その後、山田詠美さんを読みまくったな。

  

まぁ、そんなこんなでアルバイトですよ。

なんせ、20年ぶりの接客業だし

と言うか、社会人になって以来、

テレビ王国から出たことがないから

完全に超ビクビクしてるしオドオドてる。

まともな会社員経験もない私は

不安しかないですよ。

だって、テレビ王国にいたら

もはや20年のキャリアがあるし、

どの現場に行っても、

それなりの扱いをしてもらえる。

と言うか、放送作家としての仕事で

『できない』と言う項目はほとんどない。

(ドラマは脚本家さんだから別だよ)

いやしかし。

アルバイトでは『できないこと』の連続。

なんだろう、もうすっかり忘れてましたよ

この「できないことの劣等感」みたいなの。

でもって、人間ってやっぱり

『褒められると安心するし伸びるのだな』

と言うことを実感した。

   

私のバイト先は、

「褒める」というよりも、

「できなかったことの指摘」の方が多い。

無駄がなくて合理的ってことなんだろうけど、

だから、たまに褒められると超嬉しい!

って、まぁきっと

私がモタモタしてるんだろうし

40すぎたおばさんバイト店員を

褒めて伸ばせって言うのも図々しいけど。

でも、

「できなくて劣等感の塊」みたいになってる時に

そんな中からでも「できたこと」を発見して

きちんと認めてもらえるって、

心から安心できるし、少し自信がつく。

自信がつくと、劣等感から少し解放されて

仕事もうまくできるようになる…(はず)。

と言うことで、

私は今後…、

『褒めるところを見つける』

ことの重要さを、より一層

意識していこうと思います。

実はここ数年、「褒める」ことを意識してたけど

自分が「できない側」に回ってみて

「褒められることの効果」がこんなにあるとは

思わなかった。

なにごとも、当事者になってみないと

わからないとはこのことか。

みんなも、隣人を愛し、褒めよ。

読んでくれているあなた、サイコー!!

 

non。