最近撮った、お気に入りの1枚。

芝生×おじさん×ピクニック。

なんかこの違和感の掛け算

現代アートみたいじゃないですか?

  

ちなみに「違和感」って「感じるだ」だと△で

「抱く」が正解らしいです。なので、番組の台本や

ナレーションを書くときは必ずこっちを使います。

違和感を抱く。

「感じる」でもいい気がするけど、なんだろね。

ちょっと違和感があるよね。

  

ということで、違和感。

なんか最近ね、

新しい発明とか発見とかのカギになるのって

「違和感」なのだなと思うことが多くて。

違和感ってネガティブな意味に捉えがちだけど

(まぁ実際、ネガティブな感情なんだろうけど)

その違和感の正体を突き詰めていくと

そこにブレイクスルーのヒントが

めっちゃある!という経験をしたのです。

先日までやっていた某朝ごはん番組。

ロケVTRのプレビューをした時に、

主人公はサーファーなのになぜか突然、

ジムでのトレーニングの映像が入っていて。

海じゃないの!?

カッコよく海でサーフィンしている映像の途中で

なんで突然、屋内で筋トレなのよ!?

って、めちゃくちゃ違和感。

取材させてもらったからカットするのは申し訳ないし

この違和感しかない要素をどうしたらいいのか…。

みんなで頭を捻りまくって考え尽くして

謎のトレーニング映像が

収まりよくハマる場所を見つけ、

違和感を逆にアクセントとして使えたら、

VTRがすごくよくなって、主人公の個性も出て、

ストーリーがわかりやすくなったんですよね。

  

つまり。

集団の中にある小さな違和感を

おさまりのいい場所にもっていけたら

それこそがクリエイティブなんだうろうな

って思って。

違和感を深掘りすると絶対に発見があるし、

それが発明につながるんだよね。

  

まぁ、問題はちゃんと「違和感」に

気づけるかどうかなんだけど。

それを解決する鍵は、結局センスなんだよな。

センスばかりは、神様からの贈り物だからなぁ。

  

そんなこんなで、

違和感に対して排他的になるよりも

もう、楽しみ尽くそうじゃありませんか!

テレビ王国の外に出ると

「存在が違和感」となりがちな私からの

ご提案でした。えへへ。

  

non。