毎週火曜日、私立大学で授業を初めて早2ヶ月。

一体、どんな授業をやってるの?

と聞かれることがあるのですが、

基本的には『日本の番組制作について』を教えています。

とはいえ、私が放送作家なので

やっぱり台本の書き方やモノの考え方というのが

中心の授業です。

  

8月から10月まではそれぞれの学生が

ミニドキュメンタリーを制作しました。

その制作過程を実際に経験しながら

取材対象の選び方やインタビューのやり方、

そしてストーリーの作り方や見つけ方を

伝えてきました。

って、これ難しいのよね。

最初は加減が分からずガチで

日本の新人ディレクターに接するように

ゴリゴリに腕力で学生たちに教えていたのですが、

「ここはボリビア、彼らは学生」と

途中から正気に戻りました(遅)。

でもね、私の学生たち。

5人とも本当にレベルが高い。

私のこの稚拙なスペイン語を理解しようとしてくれて

お手本を見せながら教えていくと

見よう見まねでどうにかこうにかやってくれる。

いい子たち…。ありがとう。

  

授業でとにかく徹底しているのは

『Pensar(考えること)』。

行動の前に考える、ストーリーを考える、

相手の気持ちを考える。

とにかく、

最初のアイディアや自分の考えだけを過信せずに

『もっと面白くなるんじゃないか?』

『なぜ自分はこれをやりたいのか?』

『自分が本当に伝えたいことはなにか?』

を徹底して考えるよう伝えました。

そして、それを『台本』という形で言語化すること。

この作業が圧倒的にボリビアには足りない。

ロケハンでも撮影でも編集でも

とにかく各ステップでそれぞれの台本を書き

自分の作品がどう変化していくのかを

可視化して、みんなに理解してもらいました。

もちろん毎週、彼らの台本を読み、チェックして

そしてコメントを返していたので

私自身もマジ大変でしたが

それでも彼らの成長が嬉しくて頑張れました。

  

さらに、撮影前の準備の大切さ。

勢いだけで行動しない、

これもまた『Pensar』に由来するんだけど

撮影の前に徹底的に準備する、

全ての準備が整ってから撮影しようね

というのを口酸っぱく伝えてきました。

  

というようなことを、毎週火曜日

朝8時から12時までの4時間、

一人で授業をやってます。やりきってます!

いや〜私、よくやってるよね!!

すごくない??

  

non。