ウィーン4日目。

っていうか、なんでこんなにウィーンにいるのかというと

まぁ、とある理由があったからなのですがその理由はまた今度。

で、ぶっちゃけウィーンの中心街って2日もあればまわれます。見れます。

ということで、この日は足を延ばして

『ヴァッハウ渓谷巡り』をすることにしました。

まずは、メトロにのってターミナル駅となるウィーン西駅にGO。

ここは地下鉄とJR的なのが乗り入れてる大きな駅。

今回はJR的なやつに乗って遠出するので、

まずは駅のカウンターで切符を購入。

って、私には相当ハードルが高いのですが、もうバカの一つ覚えみたいに

『バッハウコンビチケット プリーズ!!!』 (←カタカナ。)

を繰り返していたら、なんとか買うことができました。

ちなみにこの『ヴァッハウ・コンビチケット』というのは

列車の乗車券、遊覧船の乗車券、

そしてメルク修道院が全てセットになった

なんともお得なチケット。これがあることは調べてきていたので

もう、カウンターで呪文のように唱えればOK。

まずはウィーン西駅から列車に乗ること1時間。

Melkという街に到着。

観光地らしく、みんなゾロゾロ修道院を目指して歩いていくので

流れにのっていけばOK。

っていうか、修道院の入り口がめちゃくちゃ細い小道で

一見さんには絶対わからんって。

こちらが、丘の上に立つメルク修道院です。

メルクの街はとても小さくてスタバもマックもなくて、とってものどか。

バロック様式の修道院はとってもおごそかで、

なんといっても感動したのは、その天井絵でした。

美しさに言葉を失うって感覚、なんだか長いこと忘れていた気がする…。

とにかく荘厳で華麗で自分の存在がとってもチッポケで

心がスッと軽くなるのを感じられたこの空間。

本当に来てよかった…なんて感動しながら歩いていたら…

ダァーーーーーーーーー。

口から水がダダ漏れしてる噴水…。シュールすぎる。

この辺の感覚ってのが、イマイチつかめませんよねぇ。海外の方の…。

で、修道院をぶらぶら歩いていたら、

またもやWeddingカップルに会いました。

なんざましょ。このステキっぷり。シンプルなのにとってもキュート。

必死に、『こんぐらっちれーしょん!!』と言うと

新郎に『ドウモアリガト!』と日本語で返されてビビる私…。

あ、じゃぁ日本語でいえばよかった…ってか、なんで日本語!?

ゆっくりと修道院を見学して街におりてみたら、

街のお店が一気に閉まりはじめます。一体なにごとかと思ったら

なんか突然、パーティーが始まりました。

なんのパーティーなのか、私の言語力では解明できませんでしたが

みんな民族衣装を着てオシャレして踊ったり歌ったりしてる。

小さなジェントルマンもおめかしマジ、このかわいさは罪ですぞ!!!

小さな町の修道院と小さな町の文化を一気に感じられた一日。

ってか、この後、ドナウ川クルーズしたり

クレムスって街に行ったりするんだけど

まぁ、ドナウ川クルーズは船に乗ってるだけだし

(景色はめっちゃキレイだけど)

クレムスでは道に迷って電車に乗り遅れるなど

取り立てて思い出が…。あるっちゃあるんですけど…。

ということで、一番印象深かったMelkのお話をしちゃいました。

あーいう小さな世界って、大人になったからこそ良さがわかるのよね。きっと。