園子温監督の新作映画『TOKYO TRIBE』の試写に行ってきました〜!

園監督の作品は基本的に全部観る!!ってことで。

今回は園監督にしては珍しい『原作モノ』の作品です。

ストーリーはというと…

さまざまなトライブ(族)に属する若者たちが、暴力で街を支配し、

縄張りを競い合っている近未来のトーキョーを舞台に、

「ブクロWU-RONZ」のヘッドに君臨するメラと、

「ムサシノSARU」に所属する海(カイ)の2人を中心に巻き起こる一大抗争を描き出す。

メラには「HK 変態仮面」の鈴木亮平、海にはYouTubeで開催されたオーディションで

抜てきされたラッパーのYOUNG DAISが扮した。

というもの。

うむ…これ新たな手法ということなのか…基本的に全編ラップで描かれていて。

なので見終わった後、壮絶に疲れる…。

ラップって、韻をふんで上手いこと言ういわゆる『ラップなパート』と

歌声聞かせちゃうぜ的な『メロディアスなパート』があると思うんだけど

基本的にメロディアスゼロなので、延々と韻を踏み続ける感じ…。

これ…どうみたらいいの…と戸惑いを隠せない2時間でした。

っていうか、ラップって音痴とか関係ないと思ってたんだけど

やっぱり関係あるんだね。

音痴っぽい演者さんが歌うラップはベースの音と微妙にズレていて軽い拷問…。

❤

(誰のラップかはご自分でお確かめくださいね)

いやしかし、鈴木亮平さんの『攻めの姿勢』は本当に素晴らしい。

前作の『変態仮面』に続き、今回も様子がおかしい。ほとんど半裸。

っていうかTバッグのブーメランパンツ一丁…。

園監督だからお馴染みの窪塚洋介さんも出演していて、あの人はもう本当にブレなくて

あそこまでブレないと逆にすごい。なんでも『窪塚色』にしちゃうのね…。

でもって、一番衝撃的だったのは竹内力さんに巨乳を揉みしだかれる叶美香様でした。

なんか生々しくて直視できない…。

っていうか、竹内力さんの怪演は相変わらず迫力満点で素晴らしい!!

今回、ヒロイン役に大抜擢されたという清野菜名ちゃんは『地獄でなぜ悪い』の頃の

満島ひかりちゃんみたいで。エネルギーに溢れた演技でした。

そんなこんなで、新感覚の『バトル・ラップ・ミュージカル』となっている

映画『TOKYO TRIBE』は、8月30日公開です。

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