ついにやってきました!犬島です!!!

岡山駅で桃太郎先輩にご挨拶をしてバスに乗ること50分、宝伝港へ。

そこから船にのること約10分。

ついに犬島に到着で〜〜〜す!!

 

 

って、仕事からそのまま瀬戸内旅にきちゃったので思いっきり仕事用のリュックで。

実はこれsacai×porterのなかなかにお高いリュックなのですが

今回の旅でもう完全にワンパクになりました。超蚊取り線香臭いし…。

そんな愚痴はさておき、

チケットセンターでチケットを購入したら、まずは犬島精錬所美術館へ。

 

 

ここは外側は自由に撮影できます。

昔、銅の精錬所があったという犬島。

瀬戸内海にありながらも直島みたいな『陽』のイメージとはまた違い

採石で土地を削られ、煙害で緑を失うなど、近代化の中で苦しめられてきた

歴史を持っています。

だから、どことなく寂しくて、切なくて…でも、懐かしい感じのする場所です。

 

 

 

そんな犬島精錬所美術館は、犬島に残る銅製錬所の遺構を保存・再生した美術館です。

「在るものを活かし、無いものを創る」というコンセプトのもと作られた美術館は

既存の煙突やカラミ煉瓦、太陽や地熱などの自然エネルギーを利用した

環境に負荷を与えない三分一博志の建築と、

日本の近代化に警鐘をならした三島由紀夫をモチーフにした柳幸典の作品、

また植物の力を利用した高度な水質浄化システムを導入しています。

(※HPより)

 

 

なんだろう、近代化の犠牲になり忘れ去られていく精錬所と三島由紀夫の世界観が

すごくマッチしていて、胸がしめつけられるようなエキシビションです。

見ているのが息苦しいけど、でも、目をそらしたくない…みたいな。

不思議な空間。

外にある煙突などは今後、手を加えることはないようで

だからこそ、今と同じ景色はもう二度と見られない…諸行無常の世界です。

む〜、深いなぁ。

 

そして、犬島には精錬所美術館だけではなく島のあちこちに家プロジェクトも点在。

緑の中をぐんぐん進んで散策しましょう。

 

 

ちなみに、犬島は人口80人程度の小さな島で、歩いて一周できちゃうぐらいの場所。

そんな島の人たちの生活の中にこうしたアートが点在しているのって、すごく不思議で

すごく面白い。

 

 

 

 

 

なんだろう、色々と考えさせられる時間でした。

 

さて、明日は犬島の古民家でパーティーNight!!!

そのお話は、また明日!!

 

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