放送作家がロケ現場に行くことって殆どないのですが。
担当番組で『女子のモニター的な人が必要!』ということで駆り出されました。
いろんなモノを食べて、あーだこーだ言う役割です。
って、ロケしたけどアレ…きっと使わないだろうな…と思ってるけど(苦笑)。
食べ物ロケって時間がかかる。
まぁそもそもロケってのは時間がかかるモノなんだけど。
そしてやっぱり作家の居場所はなくて、何をやっていいかわからず手持ち無沙汰なんだけど。
でも、久しぶりに現場に行ってなんだか楽しかったのも事実です。
でもって、私…ものすごい好き嫌いが多いんですよ。
あと食に対してものすごい保守的なので、冒険的な食事ができない。
(旅行に行ったら好奇心の方が勝るからなんでも食べるんだけど…
という矛盾。)
なので、食べ物ロケで試食係みたいなのって一番苦手で。
仕事だから食べなきゃいけないけど、
食べてもまともなコメント言えないよ…みたいな。
でも仕事だからなんとかコメントひねり出さなきゃならないし。苦行だ。
嫌いなモノを食べると顔に出そうになって(というか出てただろうな)
顔だけじゃなくて、口から出そうになって必死に我慢したよ。
さすがにカメラの前でゲロ吐くとか…人間として終了するでしょうから。
そんなこんなで、久しぶりのロケ現場でした。
私はたった2年ちょっとだけどAD経験があって、
ロケの現場ってのがどういうものか
カラダで覚えているんだけど。やっぱりテレビを作る以上、
ロケの現場って知っておくべき場所なんだよなぁって改めて思いました。
というか、机に向かってPCで台本だけ書いててもダメってことです。
テレビってのがどうやって作られているのか、その内側を知るには
やっぱり現場を経験した方がいいし、
幸い私はその経験があってラッキーだと思ってる。
ロケハンもロケも収録も編集もMAも。
どれも番組を作るには欠かせない行程で。
必要なファクターなのです。(無駄なカタカナ。)
結局、やっぱり私は職人なんだよな。この呪縛から逃れられん。
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