自宅近所に、どうも普通のモノと違うバス停がありまして。

なんだろう、なんだろう…と気になってたんだけど、

放置すること早6年…(長ッ!)。

で、調べてみたらどうも長距離バスのバス停だったのです。

え!?こんなところに!?

ということで、早速乗ってみることにしました。

行き先は軽井沢。

早起きして朝一番のバスで行って、夜のバスで帰ってくる日帰り旅です。

目的は、軽井沢ニューアートミュージアムで開催中の

「わたし超スキッ!!草間彌生―世界を感動させた自己愛」を観ること。

草間彌生さんは長野県の出身なので、地元の美術館に行けば色々観られるんじゃないかなぁと思って。

そんなこんなで朝8時20分にバスに乗り、11時前に軽井沢に到着。

バスの中で大学生の男の子がつまらないトークを延々に喋っているので眠れず立腹。

あの子、絶対にモテないだろうなぁ〜。マジでチョキで目をつぶしたかった。

軽井沢に着いたら観光協会にまず行き、マップをもらい(街もの番組のADの基本)

観光協会のおばちゃんとトーク。地元の名産などを教えてもらいます。

軽井沢駅からニューアートミュージアムまでは歩いて10分ぐらいなので徒歩で向かうことに。

テクテクと街道を歩いていくとモダンな建物が登場し、それが美術館でした。

こじんまりとした佇まいですが(というか東京の巨大美術館に慣れすぎてるのかも…)

見たことのない草間彌生作品がたくさんあって、驚いたり嬉しかったり。

これまで結構、草間彌生の作品を見てきたつもりだったけど。

それは私の『つもり』でしかなかったと思い知らされました。

特にコラージュ系の作品はキュートでラブリー!!!あれが観れただけでも行ってよかった。

相変わらずアートなんてよくわかんないけど、好きか嫌いかで言えば

草間彌生さんの作品は無条件で好きで、だからもっと観たくなる。

でも、きっとアートとかクリエイティブってそういうことでいいのだと思います。

自分の『好き』を誰かが共鳴して共感してくれる。

それがアートの始まりなのかな。

なんつってー。

テレビも一緒だよね。

やっぱり共感・共鳴はモノを作る上で欠かせないキーワードだわ。

平日の昼間だったのでお客さんも少なくて。

美術館には展示の会場にソファーとか置いてあってそこでボーッとすることもできるし

写真を撮ることができる作品も。

なんか海外の美術館みたいだなぁ。

彌生ちゃんが大好きで色々いっぱい見てきたつもりだったのに

私の知らない彌生ちゃんもまだまだいっぱいあって。

世界って自分が思っているよりやっぱりダントツに広いと一枚の絵が教えてくれました。

ってあれ…彌生ちゃんについて語っていたらこんなに長く…軽井沢のお話はまた明日!!

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