ジーダブ読書、2冊目は

2021年の本屋大賞を受賞した

町田そのこさんの『52ヘルツのクジラたち』です。

買おうかどうか迷っていたら店長が貸してくれたので

超ラッキー!!

高熱自宅待機中に一気読みしました。

あらすじは…

自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、

母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。

孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、

新たな魂の物語が生まれる。

というもの。

うーむ…虐待か…ということで、

暴力シーンが苦手な人や、トラウマ的なものがある方は

マジで避けた方がいいと思います。

とはいえ、文体は非常にライトで

サクサク読めるので、別に大丈夫って人は

ひなたぼっこしながらとか読むのがおすすめ。

暗いところで読むと、心が沈む…

とにかく、不幸のてんこ盛り。

もしかしたら広い世界のどこかで実際に

こういうことも起こり得るのかもしれないけれど

あまりにも虐待や暴力などの要素を盛り込みすぎで…

いわゆる「劇薬」を多用した作風にゲップが出ました。

って、面白いと思った人、ごめんなさい。

あくまでも、私個人の感想です。

本屋大賞って、こういう作品が選ばれる傾向が

あるんだよなぁ。

ただ唯一良かったのは、

大分県に行ってみたくなったこと。

コロナが収束したら、

今度こそ九州に行こうっと。

   

non。