私のプライドじゃないですよ、

ボリビア人のプライドです。はい。

  

ボリビア人ってすごくプライドが高いんですよね。

あとは、「上下関係」というか

俺はアイツより偉い、アイツは俺より格下、

みたいなのをすごく気にする。

派遣当初からJICAのスタッフさんに言われてたんだけど

その時は全然、実感がなくて。今になるとよくわかる。

  

例えば、彼らは年齢をすごく気にするんです。

目上の人にはすごく丁寧に接するけど

年下の下にはすごく横柄になったりする。

なんせ私は見た目が若いので(業界あるある)

みんな30代ぐらい、下手すると学生だと思っていて

局長をはじめ、局スタッフ全員が

マジで派遣当初はリスペクトもクソもない態度でした。

まぁ確かにね、スペイン語もあんまり話せないし

ゴミみたいに扱われても仕方ないか〜と思ってたけど

(仕方なくない)

なんかのきっかけで、私の年齢が知れ渡った時の

彼らの動揺たるや(笑)!!!

プライドが高いので、

これまでの自分たちの態度を改めるのではなく

謎に態度を硬化させたり攻撃的になるんですよね。

『騙された!!!』みたいな。

そう、『振り上げた拳を下ろせない』

典型的な人たちなのです。

  

他にも、

何もできないと思っていた日本人(しかも女性)が

(男尊女卑はやっぱり日本よりあります)

一人で出演者見つけてロケして番組作って…

となると、この事実が彼らには受け入れられない。

『所詮ひとりじゃ何もできないだろ』と笑っていたのに

ガンガン、ロケをやって自分の番組を作る私に対して

どう接していいのかわからないんですよね。

シンプルに困惑して、結果、距離を取る。

意地悪するとかじゃないけど、

私の実力や存在を認めるのは

彼らのプライドが許さない。

  

1年半いてわかったのはこういうことです。

だから彼らは、私と協業したくない。

collaborationしたがらない。

私が「一緒に番組を作ろう!」って言って

それに協力することは、

自分たちがバカにしていた相手を

尊重することになるから納得できないんでしょうね。

  

と、言語化するとなかなかハードな環境ですが

これがまぁ、実態ですよ。

なんで彼らが

私と一緒に番組を作ってくれないだろうって

悩んだ時期もすごくあったし

どうやったら私のやることに興味を持ってくれるのか

すごく考えたけど、

結局、彼らは私の存在を認めることで

自分たちの過ちを認めることになるから

それはプライドが許さないのでしょう。

はぁ。ちいせぇ〜。

  

この状況を打破するために、

JICAに間に入って話してもらいたいとか

いろいろお願いしてみたりもしたけれどそれは叶わず

(助けてくれよ〜私、マジで病んでたんだから…)

じゃぁ、自力で解決するしかないかと

私も局に何度も話し合いを求めたけど聞いてもらえず

全力で気持ちをぶつけたりもしたけれど、

それでもハレーションは起きず。

そうなったらもう無力ですよね。

言葉もわからない、誰も力を貸してくれない

ひとりぼっちで番組を作り続ける。

ひとりだろうがなんだろうが

「番組を作ってる」だけで自分に合格点ですよ。

で、ひとりでやる私を見て

局はまた面白くはなくなる。

その変な循環です。

  

とはいえ。

彼らに感謝していることは

私の邪魔をしないでいてくれること。

基本的に私がやることにNoは言わないし

私がやりたいことはなんでもやっていいと言う。

力は貸さないけどね、というスタンス。

下手したら行動に制限をかける活動先もある中で

自由にさせてくれるのは、

それだけでもうありがたいです。

  

なんかね、一人で辛いとか

活動先と協力できなくて悩んでるとか

そういう隊員さん、いると思うんだけど

私もだよ!!!!

というのを伝えたくて書きました。

今はすごく辛いし、孤独を感じるかもだけど

私もそうだから!

私でよかったら、話を聞くからさ!!

一人で抱えないでね。

私は一人で抱えて、マジで辛かったから

そういう思い、他の隊員さんにしてほしくない。

  

non。