スペイン語で講演とかワークショップのことを

「Taller」というのですが、

ぶっちゃけ私には無縁の言葉だと思ってたんですよね。

Tallerを積極的に行う隊員さんって

医療とか教育の分野の皆さんだし

基本的には自分やコラボする隊員の活動先が

Tallerの開催をオーガナイズしてくれる。

場所を用意してくれたり、告知してくれたり。

私の活動先は私に関して全く興味ないし

日本の番組制作のメソッドにも興味がない。

マジで毎回思うけど、なんで私を呼んだのよ。

  

実は10月に局長に急に頼まれて

脚本についてのTallerを実施したんですよね。

開始時間に集まった局員はわずか5人。

そのあと、少しずつ遅れて参加した局員はいたけど

私が話している時もみんなスマホいじってるしね。

質問も全く出ない。

これってもはや、私が嫌われているのでは!?

と思うレベルで失礼な感じでした。

今回ばかりは局長にも「ごめん」って謝られたよ。

そりゃそうだろう。

  

だから、私は自分の活動先では

Tallerの実施は難しいと思っていたし

それはつまり、

他の場所でもできないと思っていました。

だって、活動先がオーガナイズしてくれないんだから

開催しようがないよね。

  

でも、今となっては

ボリビアのあちこちからオファーが来るし

私のつたないスペイン語を笑う人はいないし

みんな真剣に聞いてくれる。

Tallerを実施すれば毎回、100人以上が来場する。

Tallerだけではなく、私立大学からオファーをもらって

今では自分のクラスも持っている。

ボリビアではコネも知名度もスペイン語力もない私が

どうしてここまでオファーが来るようになったのか…

簡単に言えば、全てが「縁」と「運」なんだけど

小さなきっかけを逃さなかったということなのかな。

あとは、スペイン語が下手なりに

自分を表現する熱量を常に持っていた。

と、今となっては思う。

  

もうね、誰かれかまわず会う人会う人に

「このテレビ局では一人で番組を制作しているから

 仲間が欲しい。

 自分の知識と経験を共有できる相手が欲しい。」

と繰り返し言っていました。

こんな「自分営業」、日本ではしたことないけど

ボリビアではゼロどころか

マイナスからのスタートなんだからやるしかない。

別に恥ずかしいとか思わない、だって2年しかいないし。

なにもしないで帰国する方が、私にとっては

「つまらない」と思ったんですよね。

だから、自力で開拓していった。いや開墾。

  

本来ならば活動先と協力して実施するのが

正攻法で隊員としては正しいのかもしれないけれど

誰かがやってくれるのを待っていても埒が開かないから

自分で行動した。

自分で行動したら、やっぱり世界が広がっていく。

  

放送作家だろうが隊員だろうが…

オファーが来る要因は同じなんだよね。

自分のストロングポイントを

しかるべきタイミングで言語化できるかどうか。

というか、

放送作家としての経験があったからこそ

マイナスからスタートしたボリビアでも

ここまでできているんだろうなって

今となっては思ってる。

全ての経験は無駄にならないね。うむ。

全方位に大感謝!

  

non。